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自粛活動が終わったのもつかのま....。東京を中心に、新型コロナウイルスの感染が再び広がりつつあり、マスクや手洗い、密を避ける、外出の自粛等、人と人とのふれあいが難しい日々が続きます。。何度もお伝えしているように、つながりは、人間の心身の健康と幸福(well being)にとって不可欠なものです。なので、つながれない日々はちょっと辛いものが・・。こういうときに、活用したいのが「セルフタッチング」です。 Withコロナの時代に、一人称の「わたし」に触れることからはじめる、セルフタッチング。 一般的に人に触れることを実践するタッチケアでは、ついつい、意識が外側に、すなわち”ふれる対象”に向かいがちですが、実際には自分自身への気づきを伴って相手他に触れるほうが、タッチや施術のクオリティはぐっと上がります。人に触れることが難しいこの時期だからこそ、ふれる手を通じて、「癒し」の本体である私自身に意識を向けていきたいもの。そして、自分自身にもどり、自分を慈しみ、いたわり、自分自身のからだと対話していくことを深めていく習慣が定着すればと思います。 発達障害の方の地域活動支援センターや、うつの回復期の方の就労支援センター等で、ここ数年、セルフタッチングのファシリテーションを行ってきましたが、誘導のときには、あえて「自分を大切にしましょう」「自分を愛しましょう」という言葉は使いません。そんな言葉をかけて、自分を大切にできるぐらいなら、とっくの昔に、問題は解決しておられたでしょう。 とても、シンプルに、ただ、ふれてみる。感じてみる。 そこに自分のからだが在ることに、気づいてみる。 人のからだ。生き物のからだ。そして、自分のからだ。 おそらく、たいていは、生きている生命の肉体は、やわらかくて、あたたかい。 (亡くなる直前の方、あるいは、直後でも、そうなのです) ただ、そのことを感じているだけで、ごく自然と、意識は自分自身のほうこうに向かい、そして、「今・ここ」に限りなく近づいていきます。 セルフタッチングに大切なのは、そのシンプルさ。 だから、誰もができるし、そして、感じることは、無限に多様です。 あるがままは、瞬間瞬間、幾千ものフィールドをわかちあうから。 「あったかい」 「やわらかい」 「きもちがいい」 から、、、「自分を大切にしようと思いました」「ここにいててもいいんだと思えてきました」 など。。。紡ぎだされる言葉もまた、すべて今・ここの次元のものです。 タッチケア支援センターでは、7月29日(水 午後8時~)と、8月26日(水 午後2時~)、zoomによるオンライン講座の形で、セルフタッチングのワークショップを開催します。 7月のタッチケア1ポイントレッスンとしては「タッチケアの様々な効果の仕組み」を解説し、8月は、セルフタッチングのあと、アートセラピーをしながら、より深く自分自身とコンタクトをとるワークをしましょう。大勢で一緒にセルフタッチングをおこなうことで、つながり感が深まり、信頼と絆ホルモンであるオキシトシンも倍増します。お気軽にご参加ください。詳細&お申込みはこちらをご覧ください。 また、8月から、セルフタッチングについて、Web マガジンの「コ2 武術とカラダのまとめ」さんで連載をスタートします。 セルフタッチングを通じて、タッチケアの基本と、セルフケアやマインドフルネスのことなどを、丁寧にお伝えしていきたいと思います。 公開しましたら、またご案内いたしますね! * 現在、東京の「こころにやさしいタッチケア基礎講座」にご参加くださっ心理カウンセラーの徳山なお子さんが、ブログでセルフタッチングの体験を綴ってくださいました。心理セラピーの側面から、セルフタッチングをわかりやすくお伝えくださっています。(徳山さんは、秋のファシリテーター講座にもご参加のご予定です) タイトルは「自分をいたわる、心地よくリラックス セルフタッチング~自分にやさしく触れてみよう) 素敵な内容ですので、ぜひどうぞ。 ブログ前編 (後編もあります) * 4年前からセルフタッチングのグループワークで、定期的に訪問させていただいています、京都のがん患者会さん(桂病院 がん支援センター「きずな」)さんに、セルフタッチングのことを寄稿させていただきました。コロナの時期で、患者会さんも、集うのが難しい時期ですが、この時期、ぜひ、セルフタッチングを通じて、自分自身とつながる時間を、大切にしていただきたいと思います。 セルフタッチング~私にふれるセルフケア~ 桂病院、がんサロン「きずな」さんに数か月に1度、訪問させていただくようになり4年が経ちました。こちらでは約30分ほどの「せルフタッチング」をご案内しています。自分自身の身体に手で触れながら、リラクセーションと身体とのつながりを深めるセルフケアです。なかなか人とは触れ合いにくい、コロナの時期におすすめです。 ふれる感覚に意識を向けることで、ごく自然と「今・ここ」を感じます(マインドフルネス)。身体の柔らかさや温かさ等を、手で触れながら素朴に好奇心をもって感じてみましょう。触れる手を通じて、癒しの本体である自分自身を慈しみ(セルフコンパッション)、皮膚へのやさしい刺激が脳・神経に作用し自律神経系の調整を促します(リラクセーション)。相乗的に不安やストレス・痛みが軽減することも。対話するようにゆっくりと触れていくのがコツです。 セルフタッチングで大切なのは、① 安全な空間 ② 楽な姿勢 ③ 呼吸 ④ ゆっくりとした動き ⑤ 触れている感覚をよく味わう(手指の力を抜いたほうが感じやすい)等です。正しい手順は特になく、ただ触れる感覚に意識を向けることがポイントです。ここでは、ハート(胸)に手を当てる等、簡単な方法をお伝えしましょう。 1 大地に支えられているのを感じながら、楽な姿勢で、ゆったりと呼吸に意識を向けていきます。 2 胸の前で手と手をあわせて合掌し、手のひらの感触を味わいます(写真①)。そして、手の平・指の関節・手首から上全体を丁寧にほぐし、柔軟性のある手(やわらかな手)を育みます。 3 その手をハート(胸の中心)にあててみましょう。手の平のあたたかさをハートに伝えてみてください。そして、呼吸や心拍の“ゆらぎ”をしばらく感じてみましょう(写真②) 4 腕をクロスさせて、両手で両肩にふれて、自分で自分をハグしてみましょう(写真③)。 3 ふれている手の平の感覚を味わいながら、肩から腕、胸、お腹、脚・・・そして、首や頭など、自分の身体と対話するように“ゆっくりと(1 秒につき5~ 10㎝位)”ふれていきます。ただ手をあてたり、撫でてみたり…。身体全体を地図のように、端から端までをつなげるようにふれていきます。 5 全身を触れ終わったら、最後に、再びハートの前で合掌します。 手の平の感触は、はじめと比べて何か変化はありましたか? 全身と呼吸と、ハートとつながった手の平の触感を、「今・ここ」と共に、再び味わってみましょう。 いかがでしたか? 「今、どんな感じがしますか?」を、時々自分自身に問いかけてみてください。 眠くなりやすいので寝る前のひと時にでも、ゆっくりとしたテンポのヒーリング音楽等をBGMに流すのもお勧めです。タッチケア支援センターのホームページに、誘導動画をYou-tubeにアップしていますので、よろしければご覧ください。 https://youtu.be/IEqwm16gLrs (がん支援センター「きずな」機関紙より)
by touchcaresupport
| 2020-07-18 19:06
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