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8月10日~13日。 6月に続き、再び、尼崎のNPO法人シンフォニーさん主催の『東北ー関西 架け橋プロジェクト』のボランティアバスに同乗し、今回は宮城県 気仙沼の面瀬(おもせ)中学校の仮設住宅に訪問させて頂きました。 今回、NPO法人タッチケア支援センターからは、関西から6名。東京から1名。また、ボランティアバスでご一緒くださった尼崎在住の看護師の方にもご参加いただき、計8名で面瀬の仮設を訪れました。 面瀬中学校は、阪神淡路大震災の頃から仮設住宅等の見守りケア支援で継続されている、阪神高齢者・障害者支援ネットワーク理事長の黒田裕子先生が、関わっておられる仮設住宅です。 面瀬中学校の仮設住宅は全部で150戸。事前にお知らせのチラシを送り、各戸に配付していただきました。同じ阪神地域からのボランティアということで、大勢の方にお声かけくださいまして、活動開始から施術を希望くださる皆様で賑わいました。最終的に、合計29名の方に、ハンドマッサ―ジ等を受けていただくことができました。 【事前に配布していただいチラシ】 面瀬中学校仮設住宅の集会場は、とても広々としていて、清潔で明るい雰囲気でした。また、子どもさん達が勉強したり遊んだりするゾーンと、お年寄りがくつろぐゾーンがつながっていて、施術を受けてくださってる間、向こう側でお孫さんの遊ぶ姿を楽しそうに眺めていただけるような一幕もありました。 活動内容は、足湯と、肩背中のタッチケア、ハンドマッサージ、傾聴です。 まず、おからだの状態をお聞きした後、ご希望の施術内容を伺ったあと、足湯に入っていただきます。 足湯に入っていただいてる間に、肩・背中にタッチケア(肩もみのようなものです)。 そのあと、テーブルの上で、オイルを使ったハンドマッサージを片手10分ずつ、計20分行います。 【広々としている面瀬の仮設住宅集会場】 黒田裕子さん達は、関西と面瀬中学校を行き来しながら、現地サポートを運営され、他スタッフの皆様とご一緒に24時間体制で、ケアにあたっておられます。看護師さんが運営されておられるということで、衛生面での管理もきめ細やかな配慮が行き届き、このあたり、とても勉強させていただきました。 また、常時、看護師さんに血圧を測ってもらったり、健康相談もできるそうで、この面瀬中学校仮設住宅は市街地から離れた辺鄙なところに位置しているので(阪神淡路大震災の時によく見られた)、こうしたケアは住民の方にとって、とても心強いのではないかと思います。まさに、阪神淡路大震災以来の経験を活かしての運営だと実感しました。 私達は、足湯をしながら、そして、ハンドマッサージを行いながら、皆様のお一人お一人のお話を伺うことができました。聴き取りした内容は、継続したケアを引き継ぎできるよう、阪神高齢者障害者支援ネットワーク事務局に送らせていただきました。 実は、今回のメンバーのほとんどの方は、5月~7月にかけてのタッチケア基礎講座を修了されたばかり方々でした。活動にはまだ少早いかとも思いましたが、皆さんの被災地への熱い思いを受け取り、ご一緒させていただきました。初めての、被災地。あるいは、初めての被災地でのタッチケア。それぞれ不安を感じながらも、精一杯頑張ってくださり、文字通りふれあい、分かち合いの時間を少しでも体験していただけたと思います。 とはいえ、被災地活動と研修・引率の両方の運営は、リーダーの私にとってはかなりの試練でした。今後はサブリーダーを育成し、より機能的な活動を行っていく必要を感じました。黒田裕子先生からも多大なご指導を頂けたことで、今後の被災地での活動のガイドラインがより明確になったように思います。現地との連絡の強化、衛生面での管理の徹底、聴き取り調査結果の現地引き継ぎ、活動後の清掃と現状復帰等、いろんな面で、今後強化していき、引き続き、被災地での活動を続けていきたいと思います。 施術が終わったあと、黒田祐子さんと、現地スタッフの中川愛子さんが集会場を立ち去る皆様、お一人お一人に、とても丁寧にお声かけくださるお姿を拝見し、あらためて、私達が目指す「すべてはタッチ」の精神と、お一人お一人を大切にするケアの原点を学ばせていただきました。 今回の活動でお世話になりました、NPO法人阪神高齢者障害者支援ネットワーク、NPO法人シンフォニー、そして、面瀬中学仮設住宅住民の皆様、また、架け橋プロジェクトのバスでご一緒させていただきました皆様には、心より感謝申し上げます。 (報告 NPO法人タッチケア支援センター 代表 中川玲子)
by touchcaresupport
| 2012-08-25 16:03
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