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クレヨンハウス社発刊の雑誌 ”いいね iine”の12月号(11月5日発刊) ストレス、あなたのセルフケア ~特集 十人十色のストレスケア大全~ この中で、タッチやオキシトシンの研究で有名で、タッチケア支援センター開業以来の特別顧問をお願いしています、桜美林大学リベラルアーツ群教授の山口創(やまぐちはじめ)先生とご一緒に、”タッチでストレスケア”のページを担当させていただきました。 山口先生が、理論を。タッチケア支援センター代表の中川れい子は、実技を担当させていただきました。 とても、素敵なイラストを編集部さんが描いてくださり、わかりやすく図解をしてくださっています。 他のページも充実していますので、コロナの時期を乗り越えるストレスケアにぜひ、お手元にどうぞ。 タッチケアや、セルフタッチングを通じて ご家庭内や、自分一人でもできるストレスケア。 コロナをきっかけに、私たちも、力を入れるようになりました。 呼吸 グランディング 穏やかでやさしい皮膚への刺激 リラクセーション 身体への気づき 自分自身を慈しむこと 家族と共にいること。。 安心感・・・。 こういうシンプルなことで 私達の自律神経系は穏やかになり 心身の健康に役立ちます。 これからも、様々な方法で 発信していきたいと思います。 #
by touchcaresupport
| 2020-11-02 11:18
2020年10月より、はじめてスタートしました オンラインでの、こころにやさしいタッチケア講座理論編。 全国から大勢の方にご参加いただき、 タッチケアのメッセージと理論を 共有できることをとても嬉しく思います。 今回のオンライン講座と実技1日講座修了の方には こころにやさしいタッチケア基礎講座level1修了となります。 これまでの、レベル1修了生の方も含めて、 2021年に開講の こころにやさしいタッチケア基礎講座、レベル2・3の ご案内をさせていただきます。 継続して学ぶことで、ますます実践的なタッチケアが 身に付きますので、ぜひご参加ください。 (感染症対策のため、いずれも少人数制です) レベル2(レベル1修了生対象) ~タッチケアを深める・気づく・くつろぐ~ ヒーリングとしての、タッチケア~ 関西:2021年1月23日(土)24日(日) 10時~午後5時30分(定員6名) 関東:2021年2月5日(金)6日(土) 10時30分~午後6時(定員4名) 見るワーク、グランディング、マインドフルネス、 からだの重みをゆだねるワークを通じて 施術者としての心身の在り方と気づきを深めていきます。 施術の質を深めていく、たいせつなコースです。 クライアントさんと、ホリスティックに向き合い、 触れることについての、心理的諸問題について考察します。 ≪実技≫ ハンドトリートメントの講師によるフィードバック実習。 肩・背中へのタッチケアとハンドトリートメントの復習。 チェアマッサージ *ベッドサイドでのヒーリングとしてのタッチケア レベル3 (レベル1・2修了生対象) ~脚への取り組み、手技の統合 ただ共に在る、Beingの癒し 高齢者・認知症・終末期の方へのタッチケア~ 関西:2021年2月13日(土)&14日(日) 10時~午後5時半(定員6名) 東京:2021年3月12日(金)&13日(土) 10時30分~午後6時(定員4名) 脚へのトリートメントとその注意点 禁忌の復習 高齢者・認知症・緩和ケア等、医療的考慮が必要な場合の方へのかかわりの注意点 手技とかかわりのまとめ・情報収集と問診の方法。 終末期の方にも寄り添えるエネジェリックで心地よい触れ方と、 傾聴のワークを通じて、寄り添いの質を深めます。 ≪実技≫ 足湯とフットトリートメント ベッドサイドでの、ヒーリングとしてのタッチケア。 受講料:各パート、36000円(2日分) (レベル2&3と一括の場合は4日で7万円 オリジナルテキストと教材費こみ) 講師:中川れい子(NPO法人タッチケア支援センター代表理事) 主宰:NPO法人タッチケア支援センター お申込みフォーム *フォームが機能しない場合、1週間以内に返信がない場合は、下記にご連絡ください。 メール: office@touchcaresupport.com (石井・中川) 09019663819 (中川) なお、こころにやさしいタッチケア基礎講座level1~3修了者の方は *こころにやさしいタッチケア基礎講座修了書(タッチケア・セラピスト・レベル1)を発行いたします。 *タッチケア支援センター主催のボランティア実習にもご参加いただけます。 (現在、関西・関東ともに実習先の高齢者施設での活動は、コロナの影響で休止中です。 関西のみ、実習先を確保しておりますので、またご案内申し上げます。 なお、実習につきましては別と受講料をお願いいたします) *こころにやさしいタッチケア、ファシリテーター養成講座、参加資格を得ていただきます。 (2021年4月以降に開講予定です。こちらは前回の東京での子コースのお知らせです。https://touchcare.exblog.jp/30093470/) 講師:中川れい子 プロフィール NPO法人タッチケア支援センター理事長。関西学院大学文学部卒 #
by touchcaresupport
| 2020-10-18 14:33
| 講座のご案内
Society for Oncology Massage(S4OM) コロナ下でのサイトトップのメッセージ (日本語訳/2020年10月現在) (NPO法人 タッチケア支援センターでは、2015年から2019年、3度にわたり(京都2回、東京1回)、米国オンコロジー(がん・腫瘍学)マッサージセラピーの公認講師である、キャロリン・ターグ先生をサンフランシスコよりお招きして、”オンコロジータッチセラピー集中講座~がんを生きる人々へのタッチセラピー”を開講してまいりました。昨年2019年6月の来日講座の報告はこちらです。 2020年の新型コロナウイルスの世界的なパンデミックの問題で、日本の様々な“触れるケア”は感染症のリスクのため休止を余儀なくされましたが、米国のマッサージセラピー業界もまた大きなチャレンジにみまわれ、パンデミック後、カリフォルニア州では、数か月の間、マッサージセラピーは全面禁止となりました。その後、5月後半より感染症対策をしたうえで、徐々に再開していったということですが、がん患者さんへのマッサージセラピー(オンコロジーマッサージセラピー)での感染対策はその後も大きな課題が残りました(タッチケア支援センターの、がん患者会での施術会は現在も休止しております) とはいえ、パンデミックから数か月が経ち、リスクは感染だけではなく、様々な問題が複合的にかかわっていることが、米国でも徐々に明らかになったようで、最近、Society for Oncology Massage (オンコロジーマッサージ学会)のホームページに、下記のコメントが公開されました。日本国内でのがん患者さんへのタッチセラピーにかかわる皆様とも共有したいと願い、緊急翻訳いたしました。 ご意見など、いただけると幸いです。
S4OM 方向の再調整 Society for Oncology Massage COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が始まったとき、 人々はただマッサージを受けられないだけでなく、 生活の中での多くのつながりが失われた、
私たちは色々な立場の人から様々な話を聞いています。 最終的には、
COVID-19が今後どれくらい続くか見通せない今、 この状況下でどうすれば私たちは人生を有意義なものにできるのか どうすれば私たちの生活に安全なマッサージセラピーを組み込むこ どうすれば感染のリスクとタッチの不足によるリスクとのバランス このような前例のない時代にマッサージをケアプランに統合するた
マッサージセラピーにおけるリスク/ベネフィットバランスに対す 健康の決定要因を見るとき、免疫反応が社会的なつながり、 この質問に答えるデータを私たちは持っていませんが、
結論: 私たちはオンコロジー・マッサージセラピストとして、
今後数か月の間に、以下のような問いに取り組んでいく予定です。 l メンバーとコミュニティがこの時代を生きる上で、 S4OMは l このパンデミックでオンコロジー・ l オンコロジー・マッサージ教育は、 l この混乱した時代におけるS4OMの役割は何だろうか? l お互いのためのスペースを深く有意義な方法で保持するにはどうす
私たちのフォーカス S4OMは私たちのコミュニティをサポートするためにここにあり 推奨されるリソース: ※参考文献は下の英文の末尾にあります 日本語訳 石井万里子(タッチケア支援センター) #
by touchcaresupport
| 2020-10-18 12:47
| 日々の活動
昨年、2019年の6月に米国ホスピタル・ベイスド・マッサージセラピーの公認講師であり、オンコロジー(がん・腫瘍学)マッサージセラピーのの公認講師でもある、キャロリン・ターグ先生を、サンフランシスコからお招きして、4日間の「オンコロジータッチセラピー集中講座」を東京の北参道で開講しました。その時の記録を、Facebookには残していたのですが、ブログのほうでも書き残したいと思います。あらためて、とても重要なことを学べた4日間であったと痛感します。キャロリン先生、そして、ご参加の皆様、実習にご協力くださった皆様、心より御礼申し上げます。 NPO法人タッチケア支援センター 代表理事 中川れい子 2020年6月14日から17日 オンコロジー・タッチセラピー集中講座 ~がんを生きる人々に寄り添うタッチセラピー~ 会場:東京、北参道 SO-SPACE 講師:キャロリン・ターグ 通訳:広瀬由美子 主宰:NPO法人タッチケア支援センター http://touchcaresupport.com/hospitalbasedtouchjapan.html 【オンコロジータッチセラピー集中講座4days@東京 1日目】 渋谷区の北参道のSO-SPACEさんをお借りして、今日からはじまりました。 昨晩日本に来日したキャロリン先生のもと、関東だけではなく、関西・東北・九州・東海から、参加者の方が集合。集まられた皆様は何かしら、ご家族やお友達、お仕事で、あるいはご自身も含めて「がん」とかかわった体験をおもちです。そして、キャロリン先生が参加者の皆様に語り掛ける最初の言葉は、 「お互いに、一緒にいることの在り方を探求することが、がん患者さんにかかわることの学びのはじまりです」 互いの自己紹介のあと、いつもキャロリン先生がクラスで最初におこなう儀式(リチュアル)。それは、この講座に参加する「意図」を明確にすること。あるいは、がんを体験している家族や友人、亡くなられた方への思いを、言葉や絵にしてみること。日本の短冊のような長く白い紙に、それを記していきます。そして、その紙を、今回は周囲の壁に貼りました。まるで、七夕の短冊のよう。 このワークは、学びと探求の「意図」をより明確にしていくことと同時に、その「思い」を自分自身から少し離したところから、見つめていくワークでもあります。「かかわり」についての探求が、始まっていきました。 この儀式のあと、今日の講義は、がんとは? がんの増殖のプロセス、がんの種類、一般的な治療(手術・抗がん剤・放射線の三大治療)と、その副作用、がんを生きる人々に、タッチケア(タッチセラピー)がどのように適用されていくのか?禁忌は? 等を学びます。それは、1つの細胞の構造、細胞核・ミトコンドリア・リゾソーム・サイトスケルトン(細胞骨格)と、ミクロの世界を旅しながら、そこから、増殖のプロセスを。そして、遺伝・環境・免疫・・・幹細胞についての新しい研究等、様々な視点から様々な現代の新しい情報をもとに、探求されていきました。。 まずは、がんとは何か、座学でしっかり学びます。 私は、このお話を聴くのは、3度目ですが、今年からサンフランシスコのUCSFの統合医療学科でホスピタル・ベイスド・マッサージの教鞭もとられるようになられたキャロリン先生のお話は、さらに深みが増していました。 かつて死の宣告と言われたステージ4も、現代では、うまく管理をすれば「慢性的な病」として関わることができる。。。と、同時に、長期にわたって「がんと共に生きる」ことの困難さ、痛みをサポートすることの重要性も増します。病理的にはそれほど問題がないとされても、心理的なエマージェンシーに対するケアが大切とされること。 ひとつひとつの知識、体験、情報は、、、時にがんのもたらす「痛み」「困難さ」を私達にもたらすこともありました。こうした「知識」は、理解・想像力・思いやり・寄り添いのための足掛かりとなっていくので、ひとつひとつの理解の積み重ねが大切。 もっと記録したいのですが、今日はこれぐらいで。 ほんの少しだけ、キャロリン先生の本日の語録です。 * オンコロジータッチセラピーは がんを体験する人々に対して ここちよさと、安心感を促進するもので ワークは、治療を目的とするものではなく 治療のプロセスを通して その人全体と、共にいようとすることです。 ただ、それだけのことでも 副交感神経を促し、がんに伴う 炎症を鎮め、結果的に治癒を促すことがあります。 まるで、詩のような 何もないぐらいの、やさしいタッチを 効果的なものとして、もたらすことができるのです。 がんについて、そして、 その方のお身体の状態を理解することで、 受け手の方は安心感をます。 だから、私達はがんについて学ぶことが 大切なのです。 治す必要も、診断する必要もなく ただ、寄り添い、思いやり、気づくこと。 そのことは、患者さんにだけではなく その方にかかわる人々全体に ヒーリングと、変化をもたらすのです。 たとえ最悪のときでも、それでも人間の身体は 気持ちがいいと、感じることができるのですから。 副教材である米国オンコロジー・マッサージセラピーのパイオニアの一人、 ゲイル・マクドナルド先生著書の「Medicine Hands 」と、 その他の米国のホスピタル・ベイスドマッサージセラピー関連著書。 【オンコロジータッチセラピー集中講座 2日目】 お昼休みには、素敵なゲストの訪問が! タッチ研究で有名な山口創先生(桜美林大学教授)が、クラスに訪れてくださり、キャロリン先生の施術デモも見学していただけました!キャロリン先生と、山口先生がつながったことで、日本の医療環境下でのタッチセラピーの可能性がいっきに広がった思いです。東京で開催した甲斐がありました!(なぜか、壁に映ったライトの光が、ハート型に浮かびあがっております^^) 2日目のサプライズ訪問、山口創先生(桜美林大学教授)とご一緒に。 真ん中が、キャロリン先生。右側は中川れい子(タッチケア支援センター代表) 午前中も座学から始まりました。オンコロジータッチセラピーの“骨格”である、施術における注意事項と「調整」について学びます。受け手の方のおからだにあわせて、セラピストが「調整」するべきいくつかのフレームワーク。触れてはいけない部位*体位*圧*スピード*施術の時間*そして、施術の回数等・・・。安全・安心に施術を届けるために、おさえておくべき大切なポイントです。私は、オーガナイザーの役得で、この部分を聴くのは3回目なのですが、つくづく大切な点だと思います。 オンコロジータッチセラピーの哲学に「がんと共に生きる方々の、あらゆる状態にあわせて、タッチを受けていただけるように「調整」をおこなう」という考え方があります。もちろん、身体上の禁忌や、受け手の方が嫌がることはしませんが、〇〇だから、あなたは施術を受けることができない。。。と、否定的なとらえ方はせずに、敬意をもって、受け手の方の意志を大切に尊重しながら、おからだに触れていくことを丁寧に選択していきます。 傷や皮膚の問題や医療機器等、、、たとえ様々な問題があったとしても、その時ふれてはいけない避ける部位や、ポジション・圧等を調整すれば、安全に受けていただけることがまだまだあります。つくづく「タッチ」への信頼が基本にあるワークだとあらためて思いました。いかに届けていくのかを、受け手の方とのかかわりの中で、工夫していく努力。これって、ほんとうに、ハート(愛)のワークだなぁと思います。 デモは、リンパ浮腫のリスクのない方に対する、穏やかで、ゆっくりとした、安心感を大切にした、基本のオンコロジータッチセラピーのワークです。今日は、オイルを使ったワークを行いました。 オンコロジータッチセラピー=オイルトリートメント、、、ではありませんが、一般的な米国のマッサージセラピーがスウェーデンスタイルのオイルトリートメントであることと、地肌にオイルの感触の心地よさは、副交感神経優位をもたらす効果が高いため、オイルの使用が可能な場合は、オイルトリートメント(ローションを使うこともあります)がよく使われます。(場合によっては、着衣の上から手をあてるスタイルも) 参加者の皆様の交換セッションも、とても美しいものでした。受け手の方を大切にする思いが、いつものセッション以上に広がっていったからでしょう。 夜は近くのイタリアンで懇親会♪お一人お一人の参加者の皆様が、思いをもってここに集まってくださったことを、感じました。このつながりの中から、何かが始まっていくのでしょう。まさに「ハート」の輪。明日は3日目。オンコロジータッチセラピーで、避けては通れないリンパ節廓清による、「リンパ浮腫」と「リンパ浮腫リスク」について学びます。 【オンコロジータッチセラピー集中講座3日目】 これまでの復習のあと、今日のテーマはオンコロジータッチセラピーでは避けては通れない「リンパ浮腫」について。手術によるリンパ節廓清によっておこるリンパ浮腫。そして、将来浮腫が起こる可能性がのこる「リンパ浮腫リスク」。がんの手術の深刻な副作用の1つです。 リンパ・システムの理解からはじまり、リンパ浮腫が起こった場合の状態(皮膚等)と、かかわりの調整方法を学びます。浮腫はほんとうに悩ましい。そして、浮腫になるかもしれないという怖れは苦しい。さらに、浮腫の悩みを相談できるところが少なすぎる・・・。 オンコロジータッチセラピーでは、浮腫を軽減するということ以上に「浮腫」と「浮腫のリスク」に寄り添うタッチを目指しています。だから、リンパ・システムと、浮腫についての理解を深める必要があるのです。 いかに大変で辛い状況であるかを理解しながら、細心の注意を払いながら、それを、大げさではなく、自然な流れの中で受け止めていくこと。。。1オクターブ高い“グランディング”の力が必要となるところ。受講生の皆様も、とても集中して学んでくださいました。 キャロリンからは、単に施術を提供するだけではなく、からだのケアについて、広くサポートを提供する、ヘルスケア・チームとしてのタッチケア・セラピストの可能性を今日は、いろんな角度から語っていただきました。 明日は、いよいよ実習です。 明日が最終回。満月ですね。 リンパ浮腫リスクのある個所の腕への施術。 クッションを置いて、少し高くすることもあります。 流しすぎず、穏やかに、そして、大切にかかわるデモセッションでした。 【オンコロジータッチセラピー集中講座、4日目】 最終日は、米国のオンコロジータッチセラピーのカリキュラムにのっとって、実際にがんを体験された方々(治療中の方も含めて)のご協力のもとの施術実習。20名の受講生の方に対して、10名の協力者の方に集まっていただきました。周囲の皆様が、ご家族やお友達に呼びかけてくださったり、がん患者会にかかわる方や、ご自身もオンコロジータッチセラピーに興味のある方等・・・。皆さまのご協力とフィードバックがなくては、オンコロジータッチセラピーは成長できません。ご協力に心より感謝いたします。 実習で、まず大切にされたことは、クライアントの皆様をお迎えするための“場づくり”。 全員で、丁寧にセッティングを調えます。 そして、 問診(情報収集とコミュニケーション) リスクを回避するように調整し 施術プランをたてること。 さらに、実際の施術・・・という流れで行われます。 オンコロジータッチセラピーの問診票には、施術において注意すべき点が明瞭にわかるように、工夫されています。また、問診票を通じて、お身体の状態を、クライアントさんご自身に語っていただくこと。そのことを、大切に受け取り傾聴することも大切な要素となります。 問診は、情報収集だけではなく、ご自身のおからだとつながっていただくための大切なセラピーの一部なのでしょう。(実際に、自分自身の心身の状態を、安全に語れるところが、この社会にどれほどあるでしょうか?) そして、何よりも、受け手の方のおからだを、大切な存在として触れていくこと。それは、がんを通じて、様々な困難を乗り越えてこられたお身体への敬意として、ふれる手を通じて届けられていくのでしょう。私達の手も、施術力も、そして、ハートも、こうやって育てられていきます。キャロリン先生も、「よきプラクティショナーは、クライアントさんの良き生徒となれる人です」とおっしゃいますが、まさに! ご協力くださった皆様のお顔が、セッションが終わり、お帰りになられる頃には、柔らかになられているのを拝見して、あぁ、このクラスを開催したことが、やっと報われる思いでした。決して、十分な施術環境ではなかったのですが、受講生の皆様も、本当によく頑張ってくださったと思います。そして、ご体験くださった皆様からも、こうしたケアが世の中にもっと増えたらいいのにと、、、ご感想をいただきました。ほんと、私達も、さらに成長していかないと。 最後に、シェアリング。初日に書いた、この講座に参加した「意図」を書いた紙を、再び手にする時間。私は、読み返してみて、今日の日の「満月」にふさわしい感触が^^。 『がんで悩み苦しむ方々に寄り添えるタッチセラピストが少しでも増えて、成長し、お互いに探求しあえるグループが成長し、一人でも多くのがん患者さんのサポートとなること』 最後の集合写真。全国で集まってくださったセラピストの皆様。 各々、初日に綴ったこのクラスへの「思い」を書いた白い紙を手にして記念撮影。 オンコロジータッチセラピーでは、がんとがんの治療に関する知識と、リスクを管理する明晰なマインドと、受け手の方によりそうハートと、共に在ることを大切にするBeingの、バランスが大切。それを、養っていくことは、決して簡単ではない道のりではありますが、こうやって、共に道を歩む方々との出会いによって、切り開かれていくように思いました。 満月の今日、大きな一歩の実感。 素晴らしいグループが誕生しました。 キャロリン先生のおっしゃるように 「勉強を続けていくこと」。 まずは、米国オンコロジーマッサージセラピーの もっともベースとなる著書、 Medicine Hands の読書会から、はじめていこうと思います。 (2021年より、zoomでの遠隔レクチャーも予定しております。) 年内に、タッチケア支援センターのホームページで お知らせしたいと思います。 #
by touchcaresupport
| 2020-10-15 17:41
| 日々の活動
新・ワークブックでお届する、オンライン講座 あたたかくて、やわらかくて、ほっと安心する。 こころにやさしいタッチケア講座、 自律神経を調え、不安や痛みを緩和し、ストレスや脳疲労を軽減し、 あなたがあなたのままで、かけがえのない存在であることを、 触れる手を通じて伝えていくメソッド。 家族間ケアや、看護や介護等の対人援助、 そして、あなたの大切な人に届けてください。 新型コロナウイルスの影響で、 触れることが難しくなりつつある、この時代。 次世代につたえる”いのちの学び”として、 オンライン(ZOOM)で、あらたに講座を立ち上げ 今回、新しく作成したワークブックを通じて、 受講していただけるようになりました。 こころにやさしいタッチケア講座 理論編 2時間 × 4回 日程 : 2020年 10月7日(水)、28日(水) 11月4日(水)、25日(水) 時間 : 午後8時~10時(2時間)(オンライン) 定員 : 20名様(定員になり次第締め切ります) 講師 : 中川れい子(NPO法人タッチケア支援センター 理事長) 主宰 : NPO法人 タッチケア支援センター ~やさしくふれると世界はかわる~ お申込みは、こちらのPeatixが便利です。 ここをクリック! 実技以外のタッチケアの背景や理論を、オンラインで学びます。 セルフタッチング等、オンラインでも出来るワークもご体験いただきます。 <1日目 10月7日(水)> タッチケアって何でしょう? タッチケアの大切な大前提。やさしくふれるためのたいせつなポイント。タッチの基本性質から考える(触れることは触れられること、今・ここを共に在る)。まずは自分を癒す”セルフケア”。自分自身に触れて調えるセルフタッチング体験ワーク。 <2日目 10月28日(水)> タッチの根源的な必然性。子どもの脳は肌にある。皮膚と脳神経ー周産期の母子の絆ー。現代社会とタッチレスの諸問題。 <3日目 11月4日(水)> リラクセーション(自律神経系の調整)の仕組み。オキシトシンの恵み。身体感覚の気づき。自己受容・尊重感とは? タッチケアの生理的・心理的・社会的効果のまとめ <4日目 11月25日(水)> あるがままの尊重。パーソナルスペースの尊重。タッチケアの注意点と禁忌。圧についての考察。家族以外の他人に触れる時の注意点。 (講習費 12000円(4回分)) ワークブックの目次です。 お申込みの方には、ワークブックを郵送でお届けします。 (最終締め切り、9月31日) 4回のオンライン講座修了の方には、 体験ワークや、実技習得のための こころにやさしいタッチケア体験&実技 1日ワークショップにご参加いただけます。 オンライン講座と、実技講座を受講された方には、こころにやさしいタッチケア基礎講座level1修了とみなし、次のlevel2、3の受講が可能です。こころにやさしいタッチケア基礎講座level1~3修了の方は、ファシリテーター講座(指導者養成講座)にお進みいただくことができます。なお、定員は6名様となります。定員となり次第締め切ります。希望者多数の場合は、別日程で開催いたします。 実技1日体験講座 内容 *やわらかで優しいタッチの質感を育むものとは? *施術者の心身を調えるセルフケア グランディング&センタリング *いかにつながっていくのか? 共に在ること・寄り添いの探求 *人と人との間にふれる~パーソナルスペースの尊重と距離・角度の考察 *肩・背中への基本のタッチケア *基本のこころにやさしい「ハンドトリートメント」(優しい質感の手腕のオイルトリートメントです) (感染症予防対策のため、少人数制で行います。当日は、マスク・手洗い等、所定の対策にご協力くださるようお願いいたします) 東京日程 : 12月5日(土) 東京都渋谷区 10時30分~18時 関西日程 : 12月12日(土) 兵庫県尼崎市(残席僅か) 10時~17時30分 定員6名。定員になり次第、締め切ります。希望者多数の場合は、別日程で企画いたします。 参加費18000円 (オイル等 実習費用含む) <講習費> ①こころにやさしいタッチケア・オンライン講座 12000円(計四回) ②再受講割引(レベル1修了生・大学生・専門学校生) 6000円(計4回) ③再受講割引(新ワークブックをすでにお持ちの方) 5000円(計4回) ④実技1日ワークショップ 18000円 ⑤実技、再受講割引 9000円 詳細は、こちらを! 講師:中川れい子 プロフィール NPO法人タッチケア支援センター理事長。関西学院大学文学部卒 #
by touchcaresupport
| 2020-08-07 23:46
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