新聞、ひと欄に掲載していただきました。


しんぶん赤旗の「ひと」欄にタッチケア支援センター、代表の中川れい子を取材していただき、9月15日(土)に掲載していただきました。
全国紙ですので、ありがたいことです。

タッチケアについて、とてもわかりやすく、まとめてくださっています。
取材してくださった記者さん、ありがとうございました。





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しんぶん「赤旗」2018.9.15

# by touchcaresupport | 2018-10-03 19:48 | 日々の活動

“SOMA”に触れていく―タッチを“CARE”へと育むためにー     (日本ソマティック心理学協会NL 寄稿)

10月6日(土)&7日(日)

上智大学にて、第五回 ソマティック心理学協会


大会テーマは

『「ケア」と「ソーマ」〜心と体からの癒しを探る〜』。

赤ちゃんのケアからグリーフケア、死生学、スピリチュアルケア、ケアする人のケア、未来の統合的な医療の姿など、様々なケアと心身の在り方を探求していきます。恒例のソマティックワークのワークショップや多くの分科会から構成される、例年以上に豪華な構成となっています。素晴らしい先生方で満載の素晴らしい企画です。

詳細は、こちらをご覧ください。

http://somaticjapan.org/5th-conference2018


2日目の7日の午前中の分科会で、タッチ研究の第一人者、山口創先生(桜美林大学教授)とご一緒に、「ソーマに触れていくー心・からだ・魂に触れる癒しー」を開催します。貴重な機会をいただき、感謝で心がいっぱいです。


今回は、タッチやタッチケアの様々な視点の中で、特にソマティクス(SOMATICS)としての、触れるワークが、身体感覚への気づきを促す効果に注目していきたいと思います。特に、タッチケア支援センターの提唱するタッチケアでは、ソマティクスの側面を大切にしていますので、今回のフォーラムでは、さらにその面を深めていきたいと思います。


今回のフォーラムに先立ち、日本ソマティク心理学協会の、ニュースレターに、寄稿させていただきました。

ご笑覧ください。


NPO法人タッチケア支援センター

代表理事 中川れい子


*****


SOMA”に触れていく―タッチを“CARE”へと育むためにー


2011年の5月、「やさしくふれると世界は変わる」をテーマに、関西でNPO法人タッチケア支援センターを設立してから、はや7年。それは、エサレン®ボディワーカーとして個人セッションにあけくれ10年余りの年月が経った頃でした。東日本大震災被災地から始まった施術活動も、高齢者施設・がん患者会・うつ病の方の就労支援センター、発達障害の方のデイサービス・産後のお母さん・そして終末期の方の緩和ケア病棟等、海外の施術例にも学びながら、丁寧にかかわりの輪を広げ、確かな手触りを重ねてきました。


タッチケアとは、手をあてたり、やさしく撫でたり、あるいは、オイルを使って地肌にマッサージするなど、赤ちゃんからお年寄りまで、老若男女、家族間ケアや看護・介護等の対人援助として活用できる「触れる」ケアの総称です。現在、国の内外で様々な手技療法が紹介されていますが、特定の技法や様式には分けずに、「触れる」という行為の原点に出来る限り忠実に基づくことで、ジャンルを超えた交流を広げ、利用者の方の様々なニーズに合った“寄り添い”を提案することができると考えています。


あたたかく、やわらかな感触で安らぎと寄り添いを届ける、対人援助のためのタッチケアについては、拙論考、≪身(み)≫の医療 第二号(2016年)『対人援助に役立つタッチケア・その理論と実践―身(み)・存在・いのちに触れるケアとしてー』をご笑覧いただけますと幸いです。(http://touchcaresupport.com/ の右側からリンクできます)


そして、2018年の春、タッチ研究の第一人者、山口創先生(桜美林大学教授)を中心にジャンルを超えたボディセラピストや、タッチに関心を寄せる人々の交流により、「日本タッチ協会」が設立し、私も共同代表の一人を務めさせていただくこととなりました。“触れる”という、太古の昔から人に備わった癒しの力を、安全で効果的に伝える活動も、ここにきて多くの同じ思いの方達とつながり、社会に発信する力を増しつつあります。その中で、ソマティクス心理学協会の活動とも、様々な形で交わらわせていただけたらと思います。昨年・今年と、関西でもソマティック・フォーラムが開催され、毎年多くのことを学ばせていただいております。

さて、タッチケアの普及・教育・実践活動の中で、特に重視してきたことは、タッチケアの科学的な作用と効果(三人称の視点)を明らかにすることと、自らの身体感覚の気づきを通じて自己成長を促す“ソマティクス”を基盤(一人称の視点)とする施術者の教育でした。ここでは後者についてお話したいと思います。


SOMAとは、ギリシャ語に由来する“内側からいきいきと感じられる一人称のからだ”を意味します。その感覚は、常に「今・ここ」として体験され、瞬間・瞬間、変化しています。他者のからだをSOMAとして触れる時、その手は〝刻々と変化する、生きているからだ“として、いのちの深淵さを受け取ります。それは客観的に見るからだ(BODY)とは本質的な違いがあります。SOMAとして触れて受け取る感覚は、今ここで生きている一人称のからだであり、他者の思い込みを許さない未知の領域としての「尊厳」がそこにはあります。“あるがまま”の受容と共に届けられるタッチケアは、互いのいのちの「尊厳」を育みあい、かけがえのなさを支えあいます。


高齢者や認知症の方にタッチケアを提供する中で、海外から発信される新しいケア法とも出会ってきました。利用者の尊厳を大切にする『ユマニチュード』や、受け手の立場にたってケアを提供する『パーソン・センタード・ケア』、コミュニケーションを大切にする『バリデーション』等、どれも受け手の尊厳を守り、身体的・感覚的なかかわりを重要視します。今、二人称のからだへの視点もまた、大きく進化しつつあります。


こうした素晴らしいケアに加え、ソマティクスをベースとするタッチケアは、施術者も同じように豊かな「内的世界」を感じる主体として機能するところに特徴があります。施術者自身が、自分自身の感覚を開き、生き生きとしてそれを感じ、giver(与え手)であると同時に、receiver(受け取り手)であり続けます。ここに「触れることは、触れられること」というタッチの属性が浮かびあがります。


施術者は自身の在り方に気づきをもち、感覚を開いていくために、自らが“寛ぐ”必要があります。自分自身の心地よさと安心感・日常的なセルフケア・繊細に感じとることができる柔らかな身体と姿勢・グランディング・距離感覚、そして呼吸等が大切な鍵となるでしょう。


タッチケアでは、この“感じる”ことそのものが、他者との“共鳴・共振”、あるいは“寄り添い”を意味します。相手が安心し、寛ぎ、時には境界を解除するように人に身をゆだねる無意識レベルでの寄り添いは、皮膚の内側と外側という意識を緩め、自己存在の確かさと共に、わたし自身を超えていく原初の安心感をもたらすこともあるでしょう。


自分自身を感じ、相手を感じるというプロセスの中で、ごく自然と、動作も呼吸も、ゆっくりとなっていきます。“ゆっくりと動く”こと、そして“呼吸”は、“今・ここ”の気づきを深め(マインドフルネス)、状況や相手をより広く深く見守るケアの力を深めます。


そして、“グランディング(重力)”。特に、共に地球につながり、大地に支えられているという「重力」感は、施術者の落ち着きを促し、「触れるー触れられる」二者間の心理的な混乱を最小限のものとする力があります。タッチケアにおけるソマティクス教育では、こうした施術の基盤となるものを強めていきます。


たとえ、触れる手が、からだの部分に触れていても実は全身に触れているという意識。解剖学的な肉体だけではなく、感情・思考・記憶・夢・魂・・・エネルギーや自然・環境・関係性・社会・地球、そして宇宙にまで広がる、大いなる循環系の中でつながりあい、存在しているというホリスティックな身体観の育成も大切です。SOMA本来がこころ・からだ・魂を切り離さないホリスティックなからだであることにも注目しましょう。


互いにSOMAとして触れあうとき、いのちの尊厳・いのちの循環の意味が輝きを増し、そして、やすらぎと慈しみをもたらすやさしいタッチの質が育まれていきます。


タッチケアにおけるソマティクス教育は、触れるケアのみならず、様々な形のケアの在り方も、豊かさを深めていくでしょう。ぜひ、ご体験ください。



中川 れい子

NPO法人タッチケア支援センター 理事長 

日本タッチ協会 共同代表

エサレン®ボディワーク認定プラクティショナー


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# by touchcaresupport | 2018-09-28 15:40 | 代表雑感

12月8&9日 こころにやさしいタッチケア2days @関西      心のケア・魂の癒しとしてのタッチケア  

こころにやさしいタッチケア
2days (基礎講座 level 1) @ 関西
”心のケア・魂の癒しとしてのタッチケア”

*こころにやさしいタッチケア基礎講座(7日間全45時間)
 レベル1として開講します。
*継続してレベル2、3をご希望の方は下記をご覧ください。

あたたかくて
やわらかくて
ほっと安心する。
そして、
自分自身のからだと
人と人とのつながりを深め
今・ここに寄り添う癒しを伝える
タッチケア。。。

自律神経を調え
あなたがあなたのままでかけがえのない存在であることを
触れる手を通じて、無意識レベルで伝えていきます。

ハートと呼吸とつながった両手で
そして、天と地とつながって
あなたのやさしいタッチを
大切な人に届けてください。

この2日間の講座では、
心のケアとしてのタッチケア。
そして、魂の癒し(スピリチュアルケア)としてのタッチケア、
ヒーリングとしてのタッチケアの可能性を、
「科学的理解」「施術実習」
「こころとからだの気づきのワーク」
を通じて、お伝えしていきたいと思います。

触れることが初めての方も、
経験者の方で看護・介護に役立つタッチケアを深めたい方にも
ご参加いただけます。

闘病中のご家族や、高齢者ケア・緩和ケア等に
タッチケアを取り入れたいケアギバーの皆様。

アロマセラピストやボディワーカーの方で
タッチとかかわりの質を深めたい方、
自己成長を促したい方にも、おすすめいたします。
(継続講習として、パート2、3もおすすめします)


日程   2018年 12月8日(土)&9日(日)
     10時から17時30分
場所   amana space (兵庫県尼崎市 タッチケア支援センターオフィス)
     兵庫県尼崎市立花町2-13-10 JR立花(JR神戸線)徒歩7分

講師   中川れい子(プロフィールは下記をご覧ください) 他
 
講習費  *早期割引 28000円 10月31日までにお申込みの方。2日申し込みの方に限ります。
     *11月1日以降のお申込みは、2日で30000円 
      1日のみの参加は15000円(12月9日のみの参加は不可)
     *パート2、3、すべてにご参加(計7日)の方は92000円。
(詳しくは、下記をご覧ください)
     *再受講割引 1日7000円

対象   看護・介護・教育・ボディワーカー、アロマセラピスト、家族のケアにかかわる方
     そのほか、触れることにご関心のかたはどなた様でも。
  
定員   8名(最少開催人数4名。最大10名様まで)

お申込みフォーム
(ワークショップ名に「タッチケア2DAYS」とお書きください)
*お申込みをいただいた方に、振込先をご案内いたします。
*1週間以内に返信のない場合は、下記連絡先にお問合せください。
*フォームが機能しない場合も、下記連絡先にお問合せください。

連絡先
info@touchcaresupport.com
0649679839 (担当:中川)

講座内容(予定)
1日目
*タッチケアとは何か?
*タッチの根源的な必要性(子宮の中からはじまるふれあいの旅)
*周産期の流れと愛着障害の問題
*タッチの基本性質
*タッチケアの効果
*やさしいタッチを生み出すものは?
*セルフケア・セルフアウェネスの大切さ。
*距離や境界線、パーソナルスペースの問題
*基本の、ハンドトリートメントの実践

2日目

*グランディングとセンタリングワーク
*触れることと、マインドフルネス(今・ここの気づき)
*あるがままの理解と、安全・安心の意味。
*寄り添うこと。共にある・からだの声を聴くとは?
*ホリスティックな身体観をはぐくむ。
*心のケアと、魂のケアの違いとは?
*高齢者・認知症の方・緩和ケア等でどのようにタッチケアを生かすことができるのか?
*タッチの圧についての考察と、禁忌のまとめ。
*座位での、ヒーリングとしてのタッチケア
*ハンドトリートメントの復習


≪タッチケア基礎講座 レベル2、レベル3のお知らせ≫

レベル2: 2019年 1月19日(土)&20日(日)
      ~タッチケアを深める・気づく・くつろぐ~
       ヒーリングとしての、タッチケアへ。
      
      クライアントさんと、ホリスティックに向き合い、
      終末期の方にも寄り添えるエネジェリックで心地よい触れ方を習得します。
      グランディング、マインドフルエネス、傾聴ワーク等を通じて、
      より一層、施術者としての心身の在り方と気づきを深めていきます。
      ~マッサージテーブルを使ってのヒーリングとしてのタッチケア~
      受講料 2日で32000円(早期申し込み割引28000円 12月10日まで)
      再受講の方は、1日7千円。レベル1修了者のみ参加可能。

レベル3: 2019年 2月9日(土)&10日(日)&11日(月/祝日)
      脚へのトリートメントとその注意点 禁忌の復習
      高齢者・認知症・緩和ケア等、医療的考慮が必要な場合の方へのかかわりの注意点
      手技とかかわりのまとめ・情報収集と問診の方法。
      触れることの心理的な諸問題。
      18日は、高齢者施設での実習を行います。

      受講料 2日で30000円(早期割引 12月末日までにお申込みの方は28000円) 
          3日で45000円(早期割引 12月末日までにお申込みの方は42000円)
      *再受講割引 1日7000円、実習は5000円。


レべル1+2+3 一括の場合
10月31日までにお申込み、全納お支払いの場合は早期割引で92000円
詳しくは、お問合せください。
*全コース修了者の方には、こころにやさしいタッチケア認定ボランティア証と修了証書をお届けします。
*全コース、オリジナルテキストと教材、ワークに必要な様々なサポートが含まれます。
*レベル3をご参加の方には、実習で使用するロゴ入りエプロンを進呈します。
*全コース終了の方は、セラピスト講座、ファシリテーター養成講座へと進むことができます。


      

講師:中川れい子 プロフィール
NPO法人タッチケア支援センター理事長。関西学院大学文学部卒業後、塾・予備校等の教育産業に従事。1995年、阪神淡路大震災で被災し避難所・仮設住宅でボランティア活動を行う。そうした体験から「からだ」を通じての心身の癒しとサポートに関心をもち、ボディワークや心理学、各種ヒーリングを学び始める。1999年、エサレン®ボディワークと出会い、その後認定プラクティショナーとなる。個人セッションを積み重ねる中、触れることの諸相とその心身への影響について探求を深め、2003年よりタッチやボディワークに関する講座を開講。さらに、2011年、NPO法人タッチケア支援センターを設立。こころと身体のつながりや、心身への気づき、関係性、そして、タッチの質感を重んじるタッチケアのあり方を追求し、その普及・教育・相談事業を展開する。対人援助のための「こころにやさしいタッチケア」講座や、「タッチとこころ」等の講座を開講。また、高齢者施設・がん患者会・うつ病の方の就労支援センター、発達障害・精神障害の方のデイサービス等でのボランティアや出張講座、産婦人科病棟での、産後の方への全身のオイルトリートメントの施術者としても活動。日本タッチ協会共同代表。身の医療研究会理事。 エサレン®ボディワーク等の個人セッションは、アマナスペース(amana space)で随時受け付けています。
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                         こころとこころがつながる ハンドトリートメント



肩・背中へのタッチケアは、高齢者の方に人気
クラスでの、ハンドトリートメント練習風景
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マッサージテーブルを使った、優しいタッチでヒーリングワーク。
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高齢者施設でのボランティア風景
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クラスは、アマナスペースで。漆喰に藁ぶき壁に、流木アート。
自然空間で、自分自身を癒しながら学びましょう。

充実した内容の、オリジナルテキスト類

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# by touchcaresupport | 2018-09-03 13:59 | 講座のご案内

8月26日、エビデンスに基づく統合医療研究会、シンポジウムに参加させていただきました。

第七回エビデンスに基づく統合医療研究会(eBIM研究会)
http://www.ebim.or.jp
『統合医療~生体情報の見える化から、患者さんに寄り添う医療の実現に向けて」
2日目の26日日曜日のシンポジウムでお話をさせていただきました。


場所は、大阪大学医学部学友会館、銀杏会館。阪大病院のすぐ隣。阪大病院には、父母が何度も長期入院していたのでよく通いましたが、こうやって父母の入院中の看病で行ってきたタッチケアが形になって、この思い出の地でお話をさせていただけたのは感無量です。

私が登壇させていただいたのは、2日目のシンポジウム2「患者さんに寄り添う医療の実現に向けて」 座長は「ともいき京都」でお世話になっております、田村恵子先生(京都大学医学部看護学教授)と今西二郎先生(明治国際医療大学付属統合医療センター教授)。アロマ(相原由花先生/ホリスティックプロフェッショナルスクール)と、音楽療法(堀彩先生/あしや音楽療法研究会)と、タッチケア(中川れい子/NPO法人タッチケア支援センター)、そして、座長の田村恵子先生も「ともいき京都」の活動を中心にお話くださいました。

他に、バーチャルリアリティや、AI、バイオフィードバックといったハイテクを駆使したものや、がん治療の最前線や新薬など、、、様々。
「一般社団法人て・あーて」理事の八木美智子先生の「タッピング・タッチ」のワークショップもあり、参加させていただきました。タッピングタッチは10年程前に参加したことがあるのですが、より一層洗練されていて、タッチケアの考え方と通じるものがあり、非常に勉強になりました。

医療者ではない私にとっては、このメインタイトルだけでも、恐れ多くてかしこまってしまいそうになったのですが、昨日、参加してみて、このタイトルのメッセージを私なりに読み解けてきそうな気がしました。すなわち。。。

玉石混交の統合医療や代替医療。
きちんとエビデンスを提示し、
患者さんの生体反応で何が起こっているのかを
リスクも管理したうえで、
患者さんにとって、本当に必要なサポートを提供し
一方的にならない、寄り添える医療を実現しましょう。。。

ということのようです。

HPには、エビデンスだけではなく、
患者さん個々人の内側の物語を大切にする
ナラティブ・ベイスド・メディスンも大切にする、、、とも
ありました。
どうやら、数値をあげて結果を示すだけではなく、
エビデンスと共に、お一人お一人に寄り添える代替補完療法を。。。というテーマがおありで、地味な学会で
参加者もそれほど多くはなかったのですが、
誠実さが広がっていました。

この背景には、医療者側からも
少しでも、安心して患者さんに
勧めれる代替医療を提案できるものを
見つけていこうという思いがおありなのだと
あらためて、思いました。

その分、それを提供する私達も、
エビデンスやリスク管理に責任をもって
一方的ではない「寄り添える」癒しに
のぞんでいかないといけないと
あらためて背筋が伸びます。

「ともいき京都」を主催されている
田村恵子先生も、病院という枠を少し離れて
京都町屋の「ともいき京都」さんでは、
タッチケアやアロマをはじめ、音楽療法、
ヨガやからだへの気づきのワーク、哲学散歩等等。
様々な取り組みを提案し、
また、患者さん同士が語り合える場を作っておられます。

従来の医療が「治療」が中心となっているのに対し、
ここでは、「癒し」がテーマとなります。

田村恵子先生は、長年淀川キリスト病院のホスピスで
師長さんを務めてこられた方で、
今は、京都大学の看護学教授でらっしゃいます。
プロフェッショナブル仕事の流儀にも
出演されていて、遠い昔、偶然拝見し、
まさか、こやってご縁ができるとは思ってもいなかったのですが、実際にお会いすると、とても謙虚で、やわらかで
そして、洞察力のおありの方です。

長年、患者様に寄り添われたからこそ
患者さんにとっての「癒し」とは何か?を
真摯に追求されていて
心から、こうした代替療法に
歩み寄ってくださるお気持ちが
有難いと同時に、
もっとしっかりせねばと思えてきます。

また、ホリスティックケアプロフェッションブル学院の
相原由花先生とは、久しぶりにお会いしたのですが、
発表では見事なエビデンスの提示と、
アロマの精油とタッチングの解説、
数多くの実践例を伝えてくださいました。
そして、看護とセラピストの間の橋渡しを
丁寧に、そして、力強く紡いでいかれている姿勢に
今回も、感銘を受けました。

初めて、お会いした、音楽療法家の堀彩先生は、
とても、経験が豊富な音楽療法家で
淀川キリスト病院をはじめ、各ホスピスや
障害者施設で、活動を続けてこられました。
今回の、堀先生のご発表で、
私は、音楽家と、音楽療法家のはっきりとした違いが
理解できました。
あくまでも、患者さんのために。。。という
きめ細やかに「寄り添う」姿勢には
学ぶことばかりです。

シンポジウムでいくつか問題として挙がったことは

「代替療法者は、自分の提供する癒しを、自己表現の場としてしまっていないのか?」
「代替療法者と医療者の間で、患者さんに関する情報の共有はどこまでできるのか?」
「癒しの過程で、患者さんの感情が高まったときはどうすればいいのか?」
「海外での状況は、どういうふうになっているのか?」
「急性期でも、代替療法を導入することができるのか?」

など。。。
時間が、あれば、もっと語り合いたい内容ばかりです。

私のほうでは、「触れるケア」全体をのびやかに語り合えるように
タッチの原則的なとらえ方を、提示してみました。
タッピングタッチの八木先生とも、あとで分かち合えたり。。

エビデンスでは、バイオフィードバックでの生理指標の変化や、関西大学心理学部の博士課程で研究してくださっている学生さんのデータも、部分的に送っていただき、それも参考資料としてお伝えすることができました(身体感覚の気づきに関する、貴重なデータとなりそうです)また、つい最近、1年分の産後のリラクセーショントリートメントを受けてくださった産後のお母さんたちの感想アンケートの統計をNPOのメンバーのお一人がとってくださったので、それも、一部ご提示できました。


これを契機に、もっともっと、地道に効果を測定し、
リスク管理もしっかりして、
一方的にならない、寄り添える癒しを
医療現場の方と、そして、なによりも患者さん達と
共有していかないとなぁ、、、と思った次第です。



この夏は、緩和ケアでのタッチケアの実践についての

医療サイドからの医療サイドからのまなざしを受け取りました。

こうやって、提示する機会をいただけたことを

心より感謝するとともに、

少しでも、患者様の苦痛を軽減し

こころに寄り添えるタッチケアを

伝えていきたいと改めて背筋が伸びる思いです。


(報告 中川れい子 タッチケア支援センター代表理事)

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# by touchcaresupport | 2018-08-29 16:03 | 日々の活動

Hands on 2018 6月号 足の裏が大地に触れる感覚

NPO法人タッチケア支援センターの
メルマガ Hands on
2018年 6月号です。

***


大阪北部を震源とする地震に被災された
皆様には 心よりお見舞い申し上げます。
家財の倒壊やガスが止まったり、
今も余震が続き不安な日々が続きます。
梅雨のこの時期にはとくにお辛いですね。
回復のプロセスが無理のないように進みますように、心よりお祈りに申し上げます。

NPO法人 タッチケア支援センター
代表 中川れい子



地震の揺れは、心の不安や恐怖を
引き出してしまうことも。
特に、阪神淡路大震災を体験された方は、
あの時の恐ろしさが蘇ってこられた方も
多かったのではないでしょうか?

かくいう私も、その一人で、
思わず「きゃ~」と叫んでしまいましたが、
少しずつ、地震のネガティブな記憶から
地震によって学んだこと、気づいたこと
目覚めたことのもろもろの記憶が
蘇りはじめつつあります。
この内側からおこる感覚、
大切に見守っていきたいと思います。

夏至を超えて大きな移り変わりのこの時期。
皆様は、いかがお過ごしでしょうか?





さて、7月以降の講座のご案内です。
********************************
7月21日開講
看護・介護・家族間ケアのための
こころにやさしいタッチケア基礎講座
50時間 7日コース(7月~9月)
詳細 https://touchcare.exblog.jp/28075334/
***********************************
会場 アマナスペース(兵庫県尼崎市)
日程 7/21.22 8/18.19 9/8.9.29
*最終日はデイサービスでの実習です。
*一生使えるケアとしてしっかりと身に着けます。
*パート1のみの参加も承ります。
*お申込みは7月5日まで!
*1日体験講座にご参加の方、中級修了者、再受講、エサレン認定プラクティショナー等割引があります。


はじめての東京開催です!
*************************************
10月13日(土)&14日(日)
こころにやさしいタッチケア 2days
~心のケア・魂の癒しとして~
詳細 https://touchcare.exblog.jp/28332863/
会場 東京都内で現在調整中
**************************************



本日6月25日、午後10時
インターネット・ラジオ、Radiocro に、
出演させていただいております。
http://radicro.com/

阪神淡路大震災から東日本大震災へ。
NPO法人タッチケア支援センターの
設立の頃のお話や、タッチの効能など
約30分、お話させていただいています。
放送後は、一週間、聴くことができるので
よろしければぜひどうぞ♪
(月曜、夜10時 Good luck for you )
http://radicro.com/program/goodluck.html



7月6日(金曜日)
トラウマを専門とする臨床心理士で
北海道在住の藤原ちえこさんの
個人セッションが
アマナスペースであります。
まだ2枠あいてるようです。
詳細、こちらです。
http://premamft.com/kansaisession/
(お問合せ・お申込みは藤原さんに直接お願いします)

エサレン®ボディワーク
個人セッションは、アマナスペースで。
http://www.amanaspace.com/





山口創先生の、新著が出版されました。
『脳からストレスが消える肌セラピー』
今回は、具体的な簡単な施術の図解もあるそうです!(技術提供は私の東京のお友達の小松ゆりこさん)
ぜひお手にとりご覧ください。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784413112628


静岡県掛川市と、山口創先生の
素晴らしい活動をご紹介します!
********************************
静岡県、掛川市の
”掛川流子育て・スキンシップのすゝめ”
http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/life/kosodate/shienjigyou/skinship.html
*********************************
桜美林大学教授、山口創先生(身体心理学)
と静岡県掛川市の協同調査により、
乳幼児へのスキンシップの効果があきらかに。
この結果を踏まえて、掛川市が、
子育て期の家庭へのスキンシップと
愛着形成の啓発のための
リーフレットを作成し、
配布することとなりました。
リーフレットはこちらから
ダウンロードできます。
http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/data/open/cnt/3/17824/1/skinship.pdf

皆さんの、地域にも、ぜひお伝えください。



6月4日、BABジャパン主催の「人生を変えるタッチセミナー」
@飯田橋レインボービレッジ(東京)
大勢の方にご参加いただき、
ありがとうございました。
こちら、報告レポートです。
https://touchcare.exblog.jp/28352436/
日本タッチ協会主宰で
関東方面で、タッチの体験講座もあります。
詳しくは、HPをご覧ください。
https://www.touchassociation.jp/




******************************************
7月7日 @ 大阪ドーンセンター
第二回 ソマティック・関西フォーラム
http://somaticevent.handcrafted.jp/items/11263922
主宰 日本ソマティック心理学協会
*****************************************
昨年は100人を超える来場者がご参加でした。
ココロとカラダの様々なレベルでのつながり・
統合にご関心の方、ぜひご参加ください。
アレキサンダーテクニークの
片桐ユズル先生他、
フェルデンクライス、ハコミセラピー等、
主要なソマティクスなワークが一度に体験できます。




今年も、ジュディス・ウィーバー博士が来日!
センサリーアウェネスの、来日ワークショップ予定。
詳しくは、センサリーアウェネス・ジャパンのサイトをどうぞ。
10月 山梨県 
https://www.kokuchpro.com/event/sa_s18/
11月 滋賀県
https://www.kokuchpro.com/event/sa_b18/




6月は、東京でのセミナーからはじまり
終末期のケアを担当するケア・ギバーの
方のための燃え尽き症候群を予防する、
GRACE プログラムに参加しました。
今年で4年目。私は2度目の参加です。

死にのぞむ人々の苦しみを支え
愛と思いやりをもって接していく
終末期のケアギバーの方々が
燃え尽きることも、枯渇することもなく
お仕事を継続していくには?
慈悲(コンパッション)の意味とは?
様々な角度から、熟練の先生方が
ファシリテートしてくださり、
とても、充実した2日間でした。

セルフケア・セルフアウェネスの
大切さを、あらためて実感します。

こころにやさしいタッチケア講座でも
このことを、とても大切にしているのですが
ますます、丁寧に体験的にお伝えしていこうと思った次第です。

特に、基本となるのは、
グランディング(大地とつながること)
マインドフルネス(今・ここにしっかりと注意を集中すること)


こころにやさしいタッチケア講座では、
最初に触れていく感覚で
大切にしているのは、
足の裏が大地に触れている感覚です。
あるいは、
大地に足の裏が支えられている感覚。

足首・膝・股関節の力をゆるやかに手放して
吐く息とともに、肩や上半身の力も手放し、
大地に身をゆだねるようにして、
足の裏から大地に流していきます。

深呼吸を数回。
吐く息をともに力を手放し、
地球とのつながりを感じます。

ごく自然と、、。
地球に触れている足の裏は、
私たちの意識を、
「今・ここ」に在るように
導いてくれるでしょう。


この感覚のバランスが崩れてしまうのが
地震の困ったところですね。
多くの方が、心身のバランスを崩します。

でも、、ゆっくりと、大地の揺れは
鎮静を取り戻していくでしょう。

足の裏を感じ
呼吸とともに、
もう一度、
大地を、地球を
信頼していけたらいいですね。

(グランディングの効能はまた次の機会に)

ひとつひとつ
回復に向けて。


本日も、長いメルマガを
ありがとうございました。


これから、夏本番となっていきますので
くれぐれも、心身をご自愛ください。



NPO法人タッチケア支援センター
~やさしくふれると世界は変わる~


中川れい子


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# by touchcaresupport | 2018-06-26 13:59 | 日々の活動

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