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10月29日、関西大学で「こころにやさしいタッチケア」無料体験講座、活動報告

堺市と関西大学との地域連携事業
東西いのちの文化フォーラム
~日々の暮らしの中でからだの声・こころの声を聴く~

関西大学人間健康学部と、堺市との合同企画で、半年間にわたっての文化フォーラムの連続講座の一環として、10月29日(土)、『こころにやさしいタッチケア1日体験講座(3時間)』を無料で開催しました。

堺市在住の地元の方に、大勢、ご参加願えました。

タッチケアにご関心のある方。
なんとなく、連続講座なので、受講された方。。。
様々な方に、タッチケアをご体験いただけました。

前半は講義。
後半は着衣のままにふれること。
最後には、オイルを使ってのハンドマッサージ実習。


大学というので、若い方が多いかと思いましたが、
堺市の地域在住の、どちらかというと、年配の方が多かったです。
そのぶん、じっくりと、タッチケアについて、取り組めました。


呼吸、「今、ここ」に共に在ること、ゆっくりとした動き、
ホリスティックな身体観や
タッチの実在性・同時性、身体の二重感覚、
非侵襲的アプローチについてなど、
みなさん、熱心に聴講してくださり、
かつ、体験してくださいました。




参加された皆様のご感想は・・・。

実習の中で、「今、ここ」でいることを実感できた。
ここで体験したことを、日常でも実践したい。
ここちよく、ほっこりした気持ちになり、ほぐれた。
自分自身のからだが緊張していることがよくわかった。
これまで人にふれることは抵抗があったが、自分も相手もリラックスできる有効な方法なんだとわかった。
東と西の融合をふまえて、人間としての心の接し方を学べた。
深い精神性を五感で思い、感じながら、相手を思うことのやさしさを学べた。
癒しを感じれた。  などなど。。。




大勢の皆様に参加していただけたこと、
心から感謝です。
私達も、いろいろなことを学びました。
また、こうした取り組みができればと、思います。

関西大学関係者の皆様、ありがとうございました。

(報告 : 中川玲子)

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by touchcaresupport | 2011-10-30 21:08 | 日々の活動

ご報告:第一回関西タッチケア・フォーラム(9/24)にご参加ありがとうございました。

 9月24日、尼崎女性センタートレビエにて、第一回関西タッチケア・フォーラム「皮膚という脳・タッチとこころ」、無事に終了いたしました。遠方の方も含め、大勢の方にご参加していただき、本当にありがとうございました。子育て経験豊富なお母様、アロマセラピスト、ボディワーカー、整体師、医師(心療内科&小児科)、看護師、介護師、心理や身体学の研究者の方、その他、タッチケアにご関心のある、大勢の皆様が集まってくださり、今後のタッチケアの可能性を実感できる、第一回目に相応しい内容のフォーラムとなりました。ご参加くださいました皆様、そして、講師の皆様、スタッフのみんな、本当に、ありがとうございました。何ぶん、初めてのフォーラムの開催で、行き届かない点も多々あったかと思いますが、反省点を今後に活かし、より良いフォーラムにしていきたいと思います。

 さて、第一部は、『皮膚という脳』『子どもの脳は肌にある』等の著者で、桜美林大学准教授の山口創先生のご講演から始まりました。
 テーマは、「ふれることの効果:皮膚と心の身体心理学」
 既成の心理学の枠にとらわれない、身体から心へのアプローチ、身体心理学(embodied phycology)の立場から、皮膚にやさしくふれることの効果を伝えてくださいました。
 五感のうち触覚というものは、体性感覚としてとても基本的な働きがあり、皮膚を通して私達は、音や光をも感知することができること。また、最近の研究から、触覚にはAβ繊維という識別機能に関する太い神経線維と、C繊維という細い神経線維があり、後者のC繊維は、感情喚起機能という、「心地よさ」「きもちいい」感覚と関係する神経繊維であり、これは、皮膚への穏やかでやわらかい刺激にのみ反応することがわかってきているそうです。穏やかで、ゆっくりと、やさしくふれることで、「気持ちいい感覚」と関わるC繊維を刺激し、快の感情を喚起することができ、痛みの緩和にも効果的であるということです。
 そして、大切なのはこの「ゆっくりと・・・」で、先生の御研究でも、1秒間で5~10センチのスピードで、なでる、さするなどを行うと、他のスピード(それよりも、遅い&速い)で触れられた場合よりも、心地よく、リラックスできるということが、統計上わかってきているそうです。
 また、境界としての皮膚感覚には、その方の成育歴や背景などと関係し、たとえば、幼い時に虐待を受けたことがあると、皮膚の境界感覚を強くもち、鎧のような肥大した皮膚感覚となり、閉鎖的となって人との交流を拒む傾向があるということと、逆に、境界感覚の薄い人は、他人と自分の考えの区別がつきにくく、自分という感覚を感じにくい・・・、そのために、時には自虐的ともいえるほどの、自分で自分の皮膚に強い刺激を与えることで、自己の感覚をつかもうとする傾向がある。。。などの、皮膚と境界のお話しも、とても興味深いものでした。皮膚感覚と、境界意識を健全に保つためには、小さい時からのスキンシップ体験の積み重ねが大切であるというお話しもありました。
 さらに、ぎゅっと抱きしめられたり、やさしくふれられることで、脳内ホルモンの「オキシトシン」の分泌が増すという研究の紹介もありました。オキシトシンは、出産のときに子宮の収縮のために妊婦に分泌されるホルモンで、愛情や信頼などの感情を呼び起こすといわれています。
 さらに、タッチを受ける感覚は、その人の成育歴にも関係し、スキンシップが多く育った人は、タッチを肯定的に受け止め、スキンシップが少なかった人は、否定的にとらえる傾向が強いという話や、36組の夫婦で実験したところ、1か月間のスキンシップ強化トレーニング(手つなぐ、寄り添って座る、寝そべる等)を受けた夫婦は、そうではない夫婦よりも、オキシトシンが増加し、ストレスが軽減し血圧も低下したという研究も紹介されました。(ただし、それが有効であったのは、普段からスキンシップの多い夫婦のみだったそうです)

1時間半という短い時間でしたが、タッチの効果とその可能性を、様々な角度から考察する、理論的でわかりやすい、有意義なお話しを多数伺うことができました。山口先生の、穏やかでニュートラルな雰囲気にも、とても心が安らぎました。山口創先生、本当に、ありがとうございました。また、ぜひ、お招きし、再びお話しを拝聴したいと思います。

 昼休みのあと、第二部は体験ワークショップです。
 ガイドしてくださったのは、米国カリフォルニア州、エサレン研究所の、エサレン®ボディワーク公認講師、ブリータ・オストロム先生。12年前に出会った、私のエサレン®ボディワークの最初の師匠です。
 ボディワーク歴40年、30年以上、ふれることを教え続け、多くのボディワーカーを育ててきた、67才、貫禄の体験ワークショップでした。70名近い参加者を前に、1時間半、じっくりと「ふれること」の体験をファシリテートしてくださいました。
 まず、自分自身の身体や呼吸を感じることから始まります。そして、その体験を、シェアします。
 次に、二人でペアを組み、肩の力をぬきながら、相手の方の呼吸を見守りつつ、ふれている感覚を感じながらゆっくり触れていきます。そして、その時の体験と感覚を観察し、再び、シェアリングします。さらに、もう一度、ペアとなり、ふれていきます。
 ふれることに、ある固定した方法によって伝えるのではなく、自分自身の感覚をしっかり味わいながら、「今、ここ」の気づき中で、ふれていくことを体験していただく;・・・。その体験の中に、発見があり、そして、真実がある。。。皆さん、シンプルだけど気持ちいい、ただ、ふれるだけだけど、安心するという感想をくださり、タッチの奥深さをご体験くださったようです。はじめ、初対面同士で、緊張した雰囲気もありましたが、徐々にうちとけ、和やかなタッチの輪が広がりました。ブリータの通訳をご担当くださった、通訳の谷裕子さんにも、この難しいお仕事を見事に引き受けてくださり、心から感謝申し上げます。

 ブリータのワークショップを体験し、タッチケア支援センターののタッチケア講座である『こころにやさしいタッチケア講座』の原点は、ここにあるんだということを、あらためて再確認しました。偉大な師匠にあらためて、感謝です。
 

 最後の第三部では、午前の部の山口創先生と、午後のブリータ・オストロム先生にくわえ、看護師で関西アロマセラピスト・フォーラム副理事の宮里文子さんも加わり、対談と質疑応答に・・・。宮里文子さんから、東日本大震災での、アロマオイルをつかった、ハンドマッサージによる被災された方への支援活動の実体験を伺いました。タッチケアの実践に、皆さん、興味深く聞き入っておられました。

 最後の質疑応答では、「これまで触れられる経験が乏しかった人は、大人になってからでは、もうタッチを心地よく体験することはできないのか?」「トラウマのある人にはどのようにふれるといいのか?ぎゅっと強くふれることも効果的ではないか?」「ふれられることをもっと体験したいが、どのようにしていけばいいのか?」「体験ワークショップで、ふれられたとき、痛みが浮上したが、その後消えた。それはどういうことなのか?」など・・・・。様々な参加者の方のご質問に、先生方は、丁寧に応えてくださいました。もっと、大勢の方のご質問を伺い、また、ゆっくりとご対話をしていただきたかったのですが、残念ながら、時間となってしまいました。
 とはいえ、今後、とりあげていくのにふさわしい、様々なテーマが浮上し、第一回フォーラムに相応しく、しっかりとした種子が蒔かれていったと思います。今後の展開がとても楽しみです。
 ご参加くださいました皆様には、心より、御礼申し上げます。皆様の御一人御一人の存在が、このフォーラムを創造し、築いてくださいました。時間があったら、もっともっと、皆様のお話しを伺って交流したかったと思います。おしゃべりできなくて、とても残念です!

 次回は、2012年3月20日、心療内科医師の明石麻里先生と、エサレン研究所のシャー・ピアス先生をゲストに迎え、第二回関西タッチケア・フォーラム『タッチ、その癒しと祈り』を開催したいと思います。第一回目の経験と、教訓をもとに、さらに内容があり、皆様にくつろいでいただけるフォーラムにできるよう努力したいと思います。詳細は年末ごろに、お伝えしますので、皆様のご参加をお待ち申し上げます。

 このフォーラムを通じて、人々の生活の質が深まり、互いにふれあい、人を慈しみ、思いやり深い社会へとつながる輪が少しでも広がるのなら、本当に幸いです。

 大切な一日を共にしてくださり、ありがとうございました。
 ご一緒くださいました、御一人御一人の皆様に、心からの感謝をお伝えしたいと思います。
 そして、皆様の日々の生活に、あたたかいタッチのやさしさが深まりますように。
 
 
            NPO法人タッチケア支援センター  代表  中川玲子
              http://touchcaresupport.com/

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by touchcaresupport | 2011-09-26 22:36 | 日々の活動

6/11 設立記念イベント『地球交響曲7番』上映会、無事終了しました。

 6月11日、東日本大震災からちょうど3か月目、NPO法人タッチケア支援センターの設立イベントとして、映画『地球交響曲7番』上映会を催しました。龍村仁監督もお招きしてお話しも頂戴し、おかげをもちまして、無事、終えることができました。ご参加くださいました皆様、そして、ご協力くださいました皆様には、あらためて、心より御礼申し上げます。
 261名の方に集まっていただき、東日本大震災の黙祷の祈りからスタートした上映会。
 登場人物の、高野孝子さん、グレッグ・レモン、アンドリュー・ワイル博士の、人間の可能性を信じ、自然と一体化して生きるその映像からは、多くのことを学ばせていただきました。
 龍村仁監督のお話しは力強く、生きる実感にあふれるエネルギーに満ちてました。まさに、タッチケア支援センターの「いのちのぬくもりを実感し、今ここに共に在ること」のテーマの原点を再確認できたように思います。

 また、初めて、皆様にお披露目した、被災地に無料配布するタッチケアガイドブックの「こころにやさしいタッチケア」も、100冊近く、皆様にご購入いただけ,持参していた冊数、すべて完売しました。ご協力ありがとうございました。最後は、足らなくなってしまって、申し訳ございません。
ご入り用の方は、こちらにご連絡ください。(info@touchcaresupport.com, 06-4967-9839)

 
 懇親会では、愛知県南知多半島の、ホリスティックファームの、山本勝成さん、秀美さんがかけつけて、ケータリングしてくださいました。乾杯のご祝辞は、NPO法人関西アロマセラピストフォーラム理事長で、「こころにやさしいタッチケア」監修の御一人である、産婦人科医師の大門美智子さんからいただきました。

 映画、お話、そして、食を通じて、自然に「ふれる」ことで、映画のテーマの、「潔く、健やかに生き続ける」ことを、皆さんと分かち合える一日でした。

 なにわともあれ、これをもちまして、NPO法人タッチケア支援センターの船出式とさせていただきます。
 少々、加速気味の船出ではありますが、これからしっかり舵を取りし、大海へと進んでいきたいと思います。

 今後とも、ご支援、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

      NPO法人タッチケア支援センター 代表理事  中川玲子
                            http://touchcaresupport.com/


写真は、懇親会の集合写真です。龍村仁監督とご一緒に。
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by touchcaresupport | 2011-06-13 23:40 | 日々の活動

“こころにやさしいタッチケア” 朝日、読売、神戸新聞さんから取材を受けました。

 被災地で無料配布する予定の「こころにやさしいタッチケア / ストレスの緩和とPTSDの予防のためのタッチケア・スキンシップガイド」、現在、校正が急ピッチで進んでいます。
 作成期間2か月弱という猛スピードでの製作です。月末に校正終了し、そのまま印刷へ。
 6月11日の「地球交響曲7番」の上映会(NPO法人設立記念上映会)では、お披露目できると思います。

 作成協力団体であるNPO法人関西アロマセラピストフォーラムの副理事長である宮里文子さんは、私と同様、阪神大震災のときの被災者で、避難所、仮設をご体験されています。タッチケア支援センター設立のさいも、いろいろと御相談にのっていたのですが、今回の震災で、いっきに意気投合した二人です。
 私が東日本大震災から10日目あたりに、「よし、うちの法人で、タッチケアのガイドブックを作成し、それを、被災地に無料配布しよう!」と思いたち、即、宮里さんにご相談したところ、熱烈なエールをいただき、ご一緒に協力してくださることとなりました。以後、ほぼ、毎日、連絡を取り合うことに。。。
 まだ生まれたての私たちのNPO法人を、こうやって導いてくださるとは、関西アロマセラピスト・フォーラムさんは、私たちにとって、姉貴分のようなNPOでらっしゃいます。

 そんな宮里さんのご尽力で、もう、新聞社が、うちの活動を取材に来てくださりました。
 23日は朝日新聞社さん、25日は、読売と神戸新聞さん。
 取材では、私と宮里さんの16年前の被災とボランティア活動体験の話から、その後、アロマやボディワークの道に入った経緯。そして、東日本大震災に際して、ふれることの癒しを、被災地に伝えたいという思い。。。など。。。また、ベビーマッサージについて書いてくださった関西アロマセラピストフォーラム理事のはやしひろこさんもご一緒でした。校正風景を取材する・・・ということでしたが、ほんとうに、校正会議になっていったのでありました。


私たちの思いがメディアにのって、できれば、東北の地にまで届けばいいなぁと思います。
この冊子を、宮里さんと二人で、直接、東北の地に伝えたいと、現在計画中。
6月後半に、岩手県、大槌町に再び訪れるかもしれません。

NPO法人タッチケア支援センター 代表理事  中川玲子
             http://touchcaresupport.com/
               



写真は、タッチケア支援センターのオフィスでの取材風景(読売と神戸新聞の記者さん)
記者さんに囲まれて1 (中央奥:宮里文子さん)→
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記者さんに囲まれて2 (中央:私(中川玲子))
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by touchcaresupport | 2011-05-26 23:42 | 日々の活動

本日、兵庫県庁でNPO法人として正式に認可されました。

 本日5月20日、兵庫県庁にて、タッチケア支援センターの設立の兵庫県からの認証をうけました。
 ここまでの道のりは、簡単なものではありませんでしたが、面倒に感じられた一枚一枚の書類の作成作業が、法人としての顔と性格を形づくっていくのが感じられました。
 本日、正式に認証され、兵庫県知事の印の入った定款が、認証式において手渡されました。これは、国における憲法のようなもの。法人の顔として、魂として、大切にしていきたいと思います。
 定款作成については、NPO法人シンォニーさんのご指導を受けながら進めました。シンフォニーさんの適切なアドバイスのもと、最終的に出来上がった事業内容は、とても整ったものとなり、スタート時としては非常にいいものだと思います。
 定款の内容の一部はこちらに記載しておりますので、ご覧ください。
 http://touchcaresupport.com/touchcare_guide.html

 1月に(正式には2月15日付)に申請をしてすぐにおこった東日本大震災・・・。
 16年前の、阪神大震災のときの被災ボランティアとしての日々を思い出しながら、認証前にもかかわらず、すでに走り始めておりました。まるで、被災地支援活動のための、NPO法人としての体裁を整えるのを急いだかのようでもあります。
 いろんなミッションと、希望を背負いながらも、私たちの法人は、少々加速気味に、出航しつつあります。
 来週早々に、法人登記をすませ、6月11日、芦屋市民センターでの『地球交響曲7番』の上映会をもちまして、船出式とさせていただきます。
 これからも、あたたかいご指導、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。


                NPO法人 タッチケア支援センター 代表理事  中川玲子
                             http://touchcaresupport.com/

by touchcaresupport | 2011-05-20 14:32 | 日々の活動