2016年1月のローゼンメソッドWSのご報告

2016年、最初のブログの更新となりました。
今年の活動の始まりは、ジュディスOウィーバーphdのローゼンメソッド1日講座
昨年9月に続き二度目の1日体験講座です。

今回、1月11日の1日講座は、兵庫県西宮市の北部、甲山の裏側にあります「六甲保養荘」で。
駅からバスで20分ぐらいかかりますが、周囲が静かで落ち着ける空間です。
参加者は20名。エサレン®ボディワーカーや、アロマセラピスト、タッチケア講座の修了生の方、そして、看護師、理学療法士、ソマティクスの先生等、大勢の方にご参加いただけました。遠方ですのに、ご参加くださいました皆様には心から感謝申し上げます。

前回と同じく、1日はあっという間。やはり、時間が足らないようでしたが、それでも、参加者の皆さまはそれぞれのご体験の中で、大切なエッセンスを受け取ってくださったようです。

午前中は、自己紹介のあと、ジュディス先生のお話から。
somaticsとは、ギリシャ語のsoma(からだ)から生まれた造語で、この言葉を作ったアメリカの哲学者のトーマスハンナは「soma とは、内側から経験される身体」と定義づけました。英語のbodyは、魂や生命の入れ物で、車の車体を表す言葉でもあり、bodyworkとは、車の車体修理工場を表すように、それは、外側から修理しなおしてあげるというようなニュアンスがあるそうです。だから、ジュディス先生ご自身はbodyworkという言葉はぴったりこない気がするとのことでした。通常、ローゼンメソッドはボディワークの一種とされ、ローゼン・メソッド・ボディワークと表されますが、今回の講座から、ボディワークという言葉はあえてはずし、ローゼンメソッドとしてご案内することにしたのは、そうした背景からです。

通訳は、エサレン®ボディワーカーで、長年センサリーアウェネスも学ばれている黒田有子さん。広島から駆けつけてくださいました。

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次に、ペアになって触れるワーク。
互いにコミュニケーションすること。
安全なスペースや距離、関係性への気づき。
触れている感覚を感じること。

ただ、それを、経験してみる。
experience

「あなたのからだの重さが、相手に伝わっていく感覚はありますか?そしてそれはあなたのタッチにどのように影響していますか?」

「手をソフトにしてみると、相手をより一層感じることができます」

「わからない(not knowing )」ところに勇気をもってとどまってみましょう。。。

ジュディス先生の言葉が、届けられました。



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午後。ジュディス先生のデモセッションを見学。
ローゼンメソッドでは、背面から始めることがほとんどで、施術者と対話ができるように、クライアントさんには顔をマッサージテーブルで、横向けにしてもらうのが特徴です。
ふれるときは、地肌に、静かにふれていきます。

安全であること。
コミュニケーションをとること。
そして、触れていきながら、静かに、対話していきます。

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最後には、参加者の皆さまでの交換セッション。
触れ合うことの豊かさを、それぞれの皆様が、体験してくださいました。

最後のサークルでは、そのことを、互いに体験をわかちあいます。
そのひとつひとつの体験を通じて、「気づき」を深めていきます。
参加者の方の体験と、質問の中に、あらたな探求のテーマが繰り広げられました。
こうしたディスカッションによって、施術は深められていくのでしょう。

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<参加者の皆さまのご感想>
*自分の気づきのワークを体験できて、有意義でした。
*今ここに在ることを、あるがまま、相手を受け入れること、相手の内的世界に入っていくこと、そのために自己をセルフワークすることが重要であることが、実感できました。
*自分自身のケアにもなりました。環境が素晴らしかったです。
*シンプルな内容でも、体験やディスカッションが深くなると思いました。
*相手を感じることが、セッションを実際にやってみて、少しわかったところがあったのが良かったです。
*ジュディスのプレゼンスを感じれたこと、日本でたくさんの人と共有できることを、大変ありがたく思います。
*やはり、ジュディス先生の存在力が際立っていました。参加者の皆さまの雰囲気も億、良い場が形成されました。
*ローゼンメソッドの奥深さ、やはり、「今ここ」と「自分自身」に回帰、ですね!
*本に書かれているような感情解放まで行くのは、なかなかなんやなぁと実感しました。自分の右肩のある一点に触れたときに、涙が出てきました。ああこれか、、、と思いましたが、他者の身体に触れるワークでは、五里霧中で、動いていないところがゆるんだりするのがわかるで精一杯でした。いつもとまったく違う身体の触れ方を体験できてよかったです。
*実技をもっとやりたかったです。
*2度目の参加で、前回よりもローゼンの感覚を深めることができたように思います。自分とのつながり、相手とのつながり、関係性の広がり、深まりを感じました。午前中のワークのあと、視野が広がり、参加者の皆さんの一人一人の存在感がより強く感じられました。
*2-3日ぐらいの時間をとっていただけたら、さららに深い学びになると思いましたので是非お願します。
*自分が感じたことを、信頼して、進めていくワーク、とっても良かったです。以前のWSよりも腑におちた感を得られました。
*もう少し深いところが知りたいです。ローゼンの特徴は、感情と言葉とタッチと理解しています。それがどのように連関しているのか知りたいです。
*1日では物足りなく、もう少し長い時間を体験したかったです。

http://touchcare.exblog.jp/25089067/次回のジュディス先生のローゼンメソッド講座は、2016年10月29日(土)&30日(日)の2DAYS.
これまでよりも、ゆっくりと時間をとって、体験を深めていただけたらと思います。
広報は、タッチケア支援センターのサイトをご覧ください。

NPO法人タッチケア支援センター 代表 中川玲子
by touchcaresupport | 2016-01-17 14:29 | 日々の活動
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