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11月25日、岩手県二戸市北部にある、浄法寺小学校で、授業参観日に登校されたご父兄の皆様を対象に、「タッチケア」についての、お話しと、ワークショップを開催させていただきました。 今年の夏、岩手県のスクールカウンセラーの方が、子育てについての講義をされたさいに、リラクセーションとタッチケアについて、お話しされ、参加者のご父兄の皆様全員に、小冊子「こころにやさしいタッチケア」を配布してくださいました。。この講座が好評で、それにご参加くださった保護者の方が、ご自身がPTAの会長を務める小学校でも同じような講座を開いてほしいと、その小学校の校長先生に頼んでくださったのがきっかけです。 その後、浄法寺小学校の校長先生からご依頼をうけて、岩手県にまで出向かせていただくこととなりました。 校長先生ご自身が、岩手県沿岸部のご出身で、ご実家は無事であったものの、生まれ故郷の津波による被害と残された人々の心労など、心を痛めておられました。 そういうときに、この冊子を読んで、とても、共感してくださったということです。その日は、校長先生とは、非常にいいお話しを交換することができました。 さて、講座は午後3時から1時間あまり。 御集りになったご父兄の皆様は4-50名ほどでした。 前半は、タッチケアとは何か? その効能、特質などの説明をおこない、途中、自分自身で、自分にふれるワークを体験していただき、その感覚を体験していただきます。後半は、ふれるさいに気を付けることや、教育にタッチケアが取り入れられている世界の現場(ex スウェーデンのPeaceful Touch , イギリスの massage in school )のお話しをさせていただきました。そして、、最後には、呼吸とともに、人にふれるワークをペアでおこないます。 私がいつもお伝えするのは、タッチとは、人と人が、「今、ここで共に在ること」であり、そして、「ふれることは、同時に、ふれられること」であるということです。そのことを、もっと意識的になると、より、効果的なタッチを提供できます。そして、呼吸を大切にすること。。。 いっしょにいるよ。 一人じゃないよ。 みんな、つながっているんだよ。。 これは、小冊子「こころにやさしいタッチケア」の冒頭のメッセージで、タッチとは、このことを、言葉を超えた感覚として、伝え、そして、支えるツールでもあるのです。 最初は皆さん表情が硬かったのですが、ワーク後には打ち解けておられました。 他人にふれられるのが苦手だとおっしゃってたお母さんも、最後には、ペアワークにチャレンジされていました。(やってみると、意外と大丈夫だったそうです^^) 子どもさんと、ふれあうことが、どれほど大切であるのか。。。さらに、理解を深めていただけたと思います。 ご自宅に戻られたら、「今日、こんなことを教えてもらったよ・・・」という感じで、ぜひ、お子さんたちにも、タッチケアをやっていただけたらなぁと思います。 ふれることの、大切さを伝えること。 そして、ふれることの「きっかけ」を作ること。 それだけでも、かけがえのない時間だと思いました。 これからも、教育の世界に、ふれあいを通して、子ども達の心とからだが育まれ、そして、親子のつながりが深まるような動きが広がることを、願ってやみません。できれば、地元、関西の小学校でも、こうした企画が取り上がられたらと思います。貴重な第一歩をスタートしてくだった、岩手県 二戸市立 浄法寺小学校の皆様に、心より感謝申し上げます。 ところで、この日は、岩手県地元の学校の先生や新聞記者さん、スクールカウンセラーの方とお話しをすることができました。地元での問題は、やはり深刻なようで、まだまだ問題が山積みであることをあらためて感じました。 報告 中川玲子(NPO法人タッチケア支援センター 代表) 写真① 二戸市立浄法寺小学校校舎 (昨年新しく建てられたそうで、ナチュラルできれいな校舎でした) ②③④ 小学校でのタッチケア講習風景 (講習を聴くときよりも、ふれるときのほうが、皆さん、表情が優しいようです^^)
by touchcaresupport
| 2011-11-26 20:16
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