日本のタッチ研究の第一人者、山口創先生のご講演(9/24)

9月24日、第一回関西タッチケアフォーラムの日まで、あと10日となりました。日本のタッチ研究の第一人者で心理学者の山口創(やまぐちはじめ)先生と、エサレン研究所で40年間、ふれることを実践し、指導し続けてきたブリータ・オストロム先生との夢の競演です。まだまだ、お申込みのスピードはゆるやかで、残席ございますので、皆様ぜひご参加ください。 
 
 介護に、子育て、緩和ケアなどの分野でご活躍の方からもお問い合わせをいただき、ご関心の高い方は遠方からもおみえです。看護、介護、教育、あるいは、アロマやボディケア、整体師の方など、からだにふれることに関わる方、そして、家族間ケアにご関心のある方、ぜひ、ご参加ください。最後には、質疑応答の時間もありますので、これを機会にタッチを通じての意見交流ができたらと思います。

詳しくは、こちらのpdfかブログをご覧ください。
PDF http://touchcaresupport.com/pdf/1kansai_touchcare.pdf
ブログ http://touchcare.exblog.jp/15983885/
日時は2011年9月24日 10時半から16時(10時開場) 場所は、尼崎女性センタートレビエ(阪急武庫之荘駅、南へ240m)です。
http://www.amagasaki-trepied.com/



さて、桜美林大学准教授、山口創先生を、あらためて、ご紹介させていただきます。


早稲田大学大学院人間科学研究科、博士課程修了。専攻は、臨床心理学・身体心理学。聖徳大学人文科学講師を経て、現在、桜美林大学リベラルアーツ群准教授、早稲田大学大学院非常勤講師。

既存の心理学の枠にとらわれず、身体から心へのアプローチ(Embodied mind)を追求している。研究する中で「触れる」という人間にとっての本質的な行為の大切さに気づき、親子のふれあい、看護や医療における「手あて」の効果をはじめ、触覚や皮膚と心の関係にまで領域を広げている。

主な主著は、『愛撫・人の心に触れる力』『子供の脳は肌にある』『皮膚感覚の不思議』『皮膚という脳』など多数。

タッチやスキンシップ、皮膚感覚に関する様々な研究を収集し、ふれることを通じての、心のケアを理論的に探求し、普及する、日本のタッチ研究の第一人者。

主著 目次紹介

『子どもの「脳」は肌にある』

プロローグ 頭そだて、身体そだて、心そだて
   早期教育が「心」に与える影響
   知的活動を支える「体」
   「皮膚」が感情を変える。
   体が自由だと、心も自由に。
   心とは、体験した「物語」

第一章 子どもの脳は肌にある
  1、肌感覚が「性格」になる
      「肌が合う」とはどういうことか
      肌の境界感覚の強い人、弱い人
      誰かの肌と溶け合いたいという欲求

  2、「なでなで」されて育った子
      触れない育児法
      日本の伝統は「べったり育児」
      子育てができないチンパンジー
      母親も父親も早期接触が必要
      母子関係の3つのタイプ
      恋愛パターンも乳幼児期に決まる。
      母とのスキンシップは依存的になるのを妨げる。

  3、スキンシップが脳を育む
      主観的な触覚、客観的な触覚
      「露出した脳」としての肌
      子どもの肌着とストレス
      タッチケアの発見
      子宮内回帰の欲求を満たす
      皮膚の欲求不満とADHD

4、「なでなで」が足りない子どもたち
      サイレントベビーを作る親
      触れられると緊張する大学生
      スキンシップ不足と「キレる脳」の関係
      肌に残る「虐待」の記憶
      テレビ世代とネグレクト
      子どもは「虚構」から逃れられない

 
第二章  思いやりを育てるスキンシップ

  1、共感から模倣が生まれる
      本物の思いやりを育てる
      「思いやり」は「思いやられる」ことでしか生まれない。
      「共感」と「同情」はどう違う?
      同じ表情をしてこそ真の共感である   
      共感は無意識に体を動かす
      驚くべき赤ん坊の模倣能力
      身体を通して相手を理解する
      子どもは「相手がしたとおり」にする

  2、やわらかい体を作る
      つらい経験が身体を硬直させる
      身体に刻み込まれる記憶
      身体をほぐすと心もほぐれる
      名人カウンセラーは相手の体を変える

第三章  みんな「なでなで」されたい

  1、子どもを「なでなで」する
      見直したい、日本の伝統的スキンシップ法
      添い寝の良し悪し
      こちょこちょの効用とは
      赤ん坊は「他者」の認識がないうちいはくすぐったがらない
      「くすぐったい」はコミュニケーションのための感覚
      くすぐっても笑わない赤ん坊
      思春期には肌のプライバシーを侵さない
      母と息子の密着は男性能力を奪う
      若者たちの肌の隔たり感
      犯罪傾向をも変えたスキンシップ不足

  2、異性を「なでなで」する
      男は女より触れられずに育つ
      性的な「裏心」を厳しくチェックする女性
      男性は触覚より視覚が優位
      夫婦でも、触れることで気持ちが変わる
      スキンシップに無関心な男子学生

  3、自分を「なでなで」する
      セルフタッチは不安やストレスのサイン
      矛盾したしぐさに現れる「本心」
      皮膚感覚は鍛えられる
      皮膚の判断は頼りになるもの

  4 なでなでは、心を癒す
      触れるだけで心拍数が下がる
      自分で触れても癒せない
      「手当て」で体の痛みが癒える理由
      PTSDにも有効なマッサージ
       

皮膚という『脳』

第一章   露出した『脳』
第二章   五感はすべて皮膚から始まった!
第三章   皮膚を心をあやつる
第四章   豊かな境界としての皮膚へ



山口創先生が、関西に来られることは、めったにありませんので、この貴重な機会、ぜひ皆様ご参加ください。

第一回関西タッチケアフォーラム
お申込みはこちらまで。
http://ws.formzu.net/fgen/S32549221/

by touchcaresupport | 2011-09-14 11:03

”やさしくふれると世界は変わる”をテーマに活動するNPO法人タッチケア支援センターの最新情報、メッセージ等をお伝えします。お問い合わせ等は、こちらのHPをご覧ください。http://touchcaresupport.com


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