2017年 11 月25日(土曜日)と2018年&1月14日(日曜日)
“今・ここ”で共に寄り添うケアとして人気の
こころにやさしいタッチケア講座
1日体験入門ワークショップを、それぞれの日程で開催します。

2017年
11月25日(土曜日)10時~17時
こころにやさしいタッチケア1日体験講座
~着衣のままでのやさしいタッチ~

*タッチの基本理論と、着衣のままでのgentle touch
重篤な方にも届けることができるベッドサイドでの静謐なタッチです。
ただ、今ここにあることの「寄り添い」のアプローチと、あたたかくやわらかなタッチの質感を届けます。自律神経系をととのえ、免疫力を高めるとともに、独特の安心感がこころのケアとしても届けられます。前半は、タッチの基本理論、効果や注意事項等を座学で学んだり、自分自身の姿勢やからだ、心の在り方に気づきを届ける体験的なワークもおこないます。
介護や看護、スピリチュアルケアや緩和ケア等にかかわる方、その他、タッチケアにご関心のある方や、タッチの質を高めることにご関心の方にお勧めいたします。

2018年
1月14日(日曜日)10時~17時
こころにやさしいハンドケア1日体験講座
~ハンドトリートメント体験講座~

*タッチの基本理論と、人気のハンドトリートメントを体験します。
オイルを使って地肌にやさしくふれていく手指・腕へのやさしいケアワーク。タッチケア支援センターの「こころにやさしいハンドケア」は、
安心・安全な空間とかかわり、距離や空間を大切にしたアプローチ法、
そして、呼吸とつながったゆっくりとしたリズムと柔らかで穏やかなタッチの質感を通じて、自律神経系を調え、こころとからだを緩めていく人気のワークです。手と手のつながりが、こころをつなげ、コミュニケーションも深めます。

いずれも、家族間ケアや、看護や介護の現場、ボランティア活動等で最も活用されています。



【1日体験講座の内容】
① タッチケアに関する理論や効果
② 施術における注意事項、距離やアプローチ法等の基礎
③ セルフタッチングによって、自分自身を癒し、施術に相応しいやさしいタッチの質を育みます。
④ それぞれ、デモセッションと、実技交換と体験のわかちあい


【日時】 
平日 :2017年 11月25日(土曜日)
日曜 :2018年 1月14日(日曜日)
10時から午後5時 (計6時間 途中、昼休み休憩が入ります)
【場所】 
アマナスペース(タッチケア支援センター、オフィス)
兵庫県尼崎市立花町2-13-10 アルファホーム1階
JR神戸線 立花駅 :大阪から神戸方面に3駅目
http://www.amanaspace.com/access.html

【受講料】10000円 (再受講の方や、11月25日にご参加の方は1月14日の講座料金は5000円となります)
【定員】 8名 (最小催行人数は4名です)
【講師】 中川れい子(タッチケア支援センター 代表理事) アシスタント 福井久起こ子(理事) 他 
【持ち物】 バスタオル1枚 ハンドタオル1枚 筆記用具 動きやすい服装等(上は、腕の袖がまくりあげれるようなもの。下は身体をしめつけないパンツスタイル。着替え可能)
【お申込み】
こちらのフォームが便利です。
お申込みフォーム(タイトルに、講座日程を必ずご記入ください)
http://www.touchcaresupport.com/ws_form.php

フォームがうまく機能しない場合は、こちらにご連絡ください。
メール info@touchcaresupport.com
℡ 06-4967-9839 (不在の場合は、留守番電話にメッセージをお残しください。折り返し、ご連絡さしあげます)
【主任講師】  
中川玲子 
NPO法人タッチケア支援センター 代表理事、
米国カリフォルニア州、エサレン®ボディワーク認定プラクティショナー(施術歴15年)プロフィール http://www.amanaspace.com/profile.html#1


さらに実践的に深めていくことをご希望の方には、介護・看護に役立つ対人援助のための「こころにやさしいタッチケア基礎講座」を受講ください。
開講予定日 土日 3回コース
⇒2018年2月24&25日 3月10日&11日  3月24&25日
詳細きまりしだいHPでお伝えします。終了後、所定のカリキュラムを経て、高齢者施設でのタッチケアボランティアにご参加いただけます。

b0228973_10043864.jpg
b0228973_10055897.jpg
b0228973_10063254.jpg


# by touchcaresupport | 2017-09-12 10:12
2018年1月、東京から佐野浩子先生(臨床心理士/日本プロセスワークセンター長)を東京からお招きしての“コーマ・ワーク”(昏睡状態の方に関わるワーク)のワークショップを開催します。三度目の関西開講となりますこのクラス、今回は、平日夜にコーマワークの元となります「プロセスワーク」の入門クラスも開催し、コーマワーク中級編としまして「死をめぐる対話」「ワールドワーク」に関するクラスも開催されます。
コーマ(昏睡状態)にかかわる方のみならず、対人援助にかかわり、それを深めていこうとされるすべての皆様にお勧めいたします。
この機会にぜひご参加ください。(毎年、人気のクラスですので、お早目にお申込みいただくのをお勧めいたします)

                 NPO法人タッチケア支援センター
b0228973_12511863.jpg
コーマワークは、コーマ(COMA;昏睡状態)の方の、ごく微細なフィードバックに対して、丁寧な「気づき」を向ける手法です。コーマワークによって、通常はきわめて困難とされている昏睡状態の方とのコミュニケーションの回路が開けることがあります。

コーマワークとは、アーノルド&エイミー・ミンデル夫妻によって開発されたプロセスワークにもとづく臨床的なアプローチの1つで、「ものごとの自然な流れ(プロセス)」に取り組み(ワークし)、起こるべき変化が何かしらの理由で滞っていたら、「全体」にとってよりよい変化が起こるようにサポートする実践的アプローチに基づくものです。

この講座では、患者さんご本人のプロセスに寄り添うという、プロセスワークの基本的な考え方に基づいた、コーマ(昏睡状態)の方とその家族への実践的なアプローチについて学びます。昏睡状態の方と実際にお会いすることを想定し、どのように昏睡状態の方の心理状態を見立て、介入し、コミュニケーションを確立していくかについて、プロセスワーク的な方法を学んでいきます。

ご家族や友人の中に昏睡状態の方がいらっしゃる方、医療や福祉など、昏睡状態の方と関わる方はもちろん、コーマワークを学ぶことで、認知症の方、終末期、スピリチュアルケアや、緩和ケアに関わられる方、その他対人援助職の方にとって、言葉に依らない繊細なコミュニケーションについて深める良い機会となるでしょう。

ワークショップでは、コーマ・ワークの基本を理解し、微細なシグナルを捉え、それに沿ってハンズオンスキル(実際的に昏睡状態の方に触れるワーク)や他の介入法を用いることができるようになることも目指します。エクササイズを通して自分自身の深い意識状態を体験することで、昏睡状態の方に寄り添う準備をすることも含んでいます。

また、中級講座では、昏睡状態の方の心理状態だけではなく、家族や病院との関係性、システムとしてのダイナミクスの理解も深め、「死をめぐる対話」そして、対立する思いを様々な角度から理解し和解へとすすめていく「ワールドワーク」も体験します。

*昨年の佐野浩子先生のコーマワークのクラスのご報告はこちらです。
(コーマワークからの学び/なぜタッチケア支援センターはコーマワークを学ぶのか)

【2018年 プロセスワーク初級講座2時間】

①1月26日(金) 夜19:0021:00 
プロセスワーク初級講座
参加費:3000円
定員:20名
*内容: プロセスワークの基礎と概要
*プロセスワークにご関心の方でしたら、どなた様でもご参加いただけます。

【2018年 コーマ・ワーク2days 関西ワークショップ】

②1月27日(土) 10:00-17:00
コーマワーク初級講座
内容:・昏睡状態とは何か?・昏睡状態へのアプローチ ・コーマワークとは何か? プロセスワークの基礎・昏睡状態を体験してみる・昏睡状態の人とのワーク(基礎的な型を学ぶ)
参加費:15000円
定員:10名
*コーマワーク、プロセスワークにご関心の方でしたら、どなた様でもご参加いただけます。

③1月28日(日) 10:00-17:00 
コーマワーク中級講座
内容:コーマワークを深める・事例研究・死をめぐる対話。ワールドワーク.
参加費:15000円(→13000円)
(昨年度以前にコーマワーク2DAYSを受けられた方は2千円引き)
定員:10名
*②を受講された方か、これまでのコーマワークに関するクラスにご参加されたことのある方のみのご参加とさせていただきます。


<複数講座の割引料金>

①②③のすべてを受講の方は
→30000円(合計33000円ー3000円割引)
①②を受講の方は
→17000円(合計18000円ー1000円割引)
②③を受講の方は
→28000円(合計30000円ー2000円割引)


【会場】
NPO法人タッチケア支援センターセミナールーム(amana space)
http://www.amanaspace.com/access.html
(JR神戸線「立花駅」徒歩7分 JR大阪よりJR神戸線、3駅目)
兵庫県尼崎市立花町2丁目13-10 アルファホーム1階
0649679839 info@touchcaresupport.com

【お申込み】
お申込みはこちらのフォームをご利用くださるか、NPO法人タッチケア支援センターにお問合せください。
https://ws.formzu.net/fgen/S26045400/

(メッセージ欄に下記のことをご記載ください)
①1月26&27&28日、全日参加 
②1月26日のみ参加 
③1月26&27日参加
④1月27&28日参加
⑤1月28日のみ参加、
のいずれかをご記入ください。

お申込み後に、お振込み先をお知らせいたします。お振込みをもちまして、予約完了とさせていただきます。申込みフォームが機能しない場合は、下記にご連絡ください。

NPO法人タッチケア支援センター
メール info@touchcaresupport.com
電話  0649679839(担当、中川)



【講師プロフィール】

佐野浩子先生
 b0228973_11133657.jpg
臨床心理士、認定プロセスワーカー、日本プロセスワークセンター長、Presence Bloom 代表大学院修了後、児童福祉施設や女性支援施設、中学・高校、総合病院等で臨床心理士として勤務。米国オレゴン州ポートランドにあるProcess Work Institute (プロセスワーク研究所)のMAPW(Master of Art in Process)を修了、認定プロセスワークとなる。
http://presence-bloom.jimdo.com/


主催  特定非営利活動法人 タッチケア支援センター
     - やさしくふれると世界は変わる -
Office  兵庫県尼崎市立花町2-13-10 アルファホーム1階
お問い合わせ&お申込み  
電話 06-4967-9839 (留守番電話にメッセージをお残しください。折り返しご連絡いたします担当  中川れい子)
info@touchcaresupport.com 
HP http://www.touchcaresupport.com/

# by touchcaresupport | 2017-09-09 15:16
三度目のタッチ研究の第一人者の身体心理学者、山口創先生(桜美林大学リベラルアーツ群教授)をお迎えする第五回関西タッチケアフォーラム。医療とケアの現場の最前線でご活躍の認知症・緩和ケア専門医師、梁勝則先生と、タッチケア支援センター創立当時からの顧問でらっしゃる村川治彦先生(関西大学人間健康学部教授)からもお話を頂戴する充実のフォーラムです。タッチにご関心をお持ちの方はどなた様でもご参加いただけます。ご参加お待ち申し上げます。

第五回

関西タッチケア・フォーラム

2017年 1210日(日) @ 兵庫県尼崎市

Touch 

つながる力と、その癒し

触れるケアの意味を探り、

ケアとコミュニティの未来を見つめる。

~オキシトシン&ユマニチュード&ソマティクス~


<主 催>

NPO法人タッチケア支援センター

やさしくふれると世界は変わる


b0228973_10294236.jpg

【お申込みは、こちらのフォームが便利です】

https://ws.formzu.net/fgen/S33859071/

(お申込みフォームが機能しない場合は、

下記のメールか電話番号にご連絡ください)


子育てや家族間ケア、介護・看護・緩和ケア等の対人援助の現場で、今、注目を受けているタッチケア(触れるケア)。その最も鍵となるのは、人を大切な存在として尊重する心と、身体的なコミュニケーショ、そして、今・ここに共に在ることです。


第五回関西タッチケア・フォーラムでは、タッチの人と人とがつながり、支えあう力に注目し、フランス生まれの認知症ケア法「ユマニチュード 」や、信頼と愛情をもたらす幸せホルモン「オキシトシン」、そして、身体感覚の気づきにかかわる「ソマティクス」をキーワードに、専門家の先生方からお話を伺います。簡単な体験的なワークもまじえながら、タッチとふれあいについての理解を深め、そして、来るべき超高齢化や高度情報化社会、そして孤独の問題も見据えながら、未来のタッチやケアの在り方、またコミュニティの在り方を探ります。

 (ユマニチュードは、「話す・見る・触れる・立つ」の4本柱に、受け手の方とのかかわりを重視するイブ・ジネストが開発したフランス生まれのケア法です。

 詳しくはこちらをご覧ください。https://ninchisho-online.com/archives/836/


今回は、関西タッチケアフォーラムには三度目のお招きとなります、タッチ研究の第一人者で身体心理学者の山口創先生(桜美林大学リベラルアーツ群教授)による「触れるケアのもたらすもの」中心に、認知症・緩和ケア、在宅看取りの最前線でご活躍の医師、梁勝則先生から、ケアの現場に直結する欧米生まれの新コミュニケーション・ケア法、「ユマニチュード」「バリデーション」をお伝えいただきます。そして、設立当時からお世話になり、タッチケア支援センターの母体となるエサレン研究所にもお詳しい、関西大学人間健康学部教授の村川治彦先生にもご登壇願います。


介護や看護、教育、そのほか対人援助に関わる方、ご家族のケア、タッチやボディワーク、アロマセラピーなど、手技療法に関わる方、、、タッチやふれあいにご関心の方、すべての方にご参加いただけます。同じ志を持つ者同士での、交流もお楽しみください。お休み時間には、ハンドトリートメント等のタッチケア無料体験ブースもあります。1日、たっぷりご自身の癒しと共に、ご参加ください。


日時:  20171210日(日)1030分~午後530

    (受付開始:10時)

会場:  尼崎総合文化センター

     兵庫県尼崎市昭和通2丁目7-16

     アクセス→http://www.archaic.or.jp/guide/access.html

     阪神尼崎駅、徒歩5分(阪神尼崎駅には梅田(大阪)より7分。

     三宮から22分。JR尼崎駅からはバスで総合文化センターまで)

主催:  NPO法人タッチケア支援センター

     ~やさしくふれると、世界がかわる~

参加費: 8000円(当日9000円)

     懇親会(4000円)

   *ご予約の際に、懇親会にご参加の有無をメッセージ欄にお書きください。

    (午後6時~8時(同会場・要予約))

定員 :70名(定員になり次第締め切ります)


【主催&お問合せ】  

NPO法人タッチケア支援センタ

~やさしくふれると世界は変わる~

メール:info@touchcaresupport.com

電話:06-4967-9839 住所:兵庫県尼崎市立花町2-11-30


<当日のスケジュール予定>


10時開場

1030 「開会のご挨拶  “タッチケアが現代社会に問いかけるもの」

       中川れい子 (NPO法人 タッチケア支援センター 理事長)

11時~1220 

認知症・緩和ケア、いのちの現場で実践する専門医師

梁 勝則 医療法人社団林山朝日診療所 理事長 

         認知症・緩和ケア専門医師)

コミュニケーションでつながる人と人

ユマニチュードとバリデーションで

こころに゛タッチケア”

b0228973_10444779.jpg











*ユマニチュードはフランス生まれの”Human”を語源とする、バリデーションはアメリカ生まれの”value(価値)”を語源とする、認知症の方への新しい関わり&ケア法です。


1220分~午後130分 お昼休み 
*休憩時間は、タッチケア体験コーナーがあります。>


午後130分~3時 

日本のタッチ研究の第一人者

山口 創 (桜美林大学リベラルアーツ群教授 

         身体心理学者、)


触れるケアの意味を探る

-オキシトシンとユマニチュードー

b0228973_10461771.png
















*オキシトシンは、女性ホルモンの一種で、「信頼」や「愛情」等にかかわる「幸せホルモン」とよばれる脳内物質です。
*山口先生は、「手の治癒力」「子供の脳は肌にある」「皮膚は「心」を持っていた!」「人は皮膚から癒される」など著書多数。NPO法人タッチケア支援センター 特別顧問で、関西タッチケアフォーラムには三度目のご登壇です。

 

午後320分~440分

”からだ”を通じて世界を読みほどく!               

村川 治彦 (関西大学人間健康学部教授)

ソマティクスの新たな展開

-からだを基盤にしたコミュニティ作り-

b0228973_10493786.jpg







*ソマティクスとは、ギリシャ語のsoma(からだ)を語源とする、こころとからだを1つのものと捉え、自分自身のからだの内側からの感覚の気づきや体験を通じて、自己成長や癒しをもたらす体験的なワークの総称です。


午後5時~530 全体トーク

(午後6時より同会場で懇親会があります)



【講師プロフィール】

勝則(りゃん すんち)

医療法人社団林山朝日診療所 理事長。総合内科医であり、専門は緩和医療、認知症医療(コウノメソッド)、糖尿病(糖質制限)。 群馬大学医学部卒業1992年(平成4年)神戸市長田区に林山(はやしやま)クリニックを開設し、外来診療と在宅ホスピスケアに取り組むがその頃から認知症の患者への対応に苦慮する中、ユマニチュード&バリデーションを学びその有効性を実感する。20046月 希望の家(神戸市須磨区)開設。希望の家は18床の認知症対応型共同生活住宅(グループホープ)、19床の有床診療所ホスピス(はやしやまクリニック)、認知症単独型デイサービス、訪問看護ステーション、ホームヘルパーステーション、居宅支援事業を営む多機能合築施設。201512月 認知症・緩和ケア特化型サービス付き高齢者専用賃貸住宅「ルミエールしかまつ(39室)」を希望の家近隣にオープン、現在も奮闘中


山口 創 (やまぐちはじめ) 

桜美林大学リベラルアーツ群教授 臨床発達心理士。博士(人間科学)、身体心理学者。既存の心理学の枠にとらわれず、身体から心へのアプローチ(Embodied mind)を追求している。研究する中で「触れる」という人間にとっての本質的な行為の大切さに気づき、親子のふれあい、看護や医療における「手あて」の効果をはじめ、触覚や皮膚と心の関係にまで領域を広げている。最近は、自閉症児へのマッサージ効果の研究、ユマニチュードの研究、マッサージとオキシトシンの研究などを行なっている。「手の治癒力」「子供の脳は肌にある」「皮膚は「心」を持っていた!」「人は皮膚から癒される」など著書多数。NPO法人タッチケア支援センター 特別顧問。


村川 治彦(むらかわはるひこ)

1963 年大阪生まれ。東京大学文学部卒業(宗教学)。カリフォルニア統合学研究所(California Institute of Integral Studies, CIISEast-West Psychology 修士課程、 IntegralStudies博士課程修了。(Ph.D.in Integral Studies)。現在関西大学人間健康学部教授。論文に「一隅を照らす光を集める:オウム事件以後の一人称の「からだ」の探求に人間性心理学はどう貢献できるか」(人間性心理学研究)、「経験を記述するための言語と論理―身体論からみた質的研究」(看護研究:医学書院)など。NPO法人タッチケア支援センター顧問。


進行役 : 中川 れい子(なかがわれいこ)

1963年兵庫県生まれ。NPO法人タッチケア支援センター理事長。長年の施術や講習を通じて、タッチやふれあいのもたらす、こころとからだを癒す力・気づく力・ささえあう力に注目し、その普及や教育等を実践中。関西学院大学文学部卒業 


山口創先生の新刊本

『皮膚はこころをもっていた!』より引用

『私が本書を書いた目的は2つある。ひとつは、私は人と人とが信頼を築き、優しく温かい絆で結ばれた社会にしたいということだ。社会をつくっているのは「人」である。住みよい社会をつくる政治家もまた「人」である。だから住みよい温かい社会をつくるためには、何よりも「温かい人」をつくるのは、赤ちゃんのときから皮膚によく触れることに尽きる。皮膚は、「第二の脳」といわれるほどに、心と密接につながりがあるからである。そしてもうひとつの目的は、心を整える方法として「触れる」行為を多くの人に見直してほしいということだ』(『皮膚は「心」をもっていた』“はじめに”より)

b0228973_11161198.jpg

























やさしくふれると世界は変わる。

A gentle Touch makes a BetterWorld .

タッチケア支援センターは、赤ちゃんからお年寄りまで、こころとからだにやさしい「ふれる」ケアのあり方を探求し、普及・教育・ボランティア活動をおこなうNPO法人です。

ほっと、こころとからだが安心する、対人援助のための「こころにやさしいタッチケア講座」など、各種講座、開講中!    

 http://touchcaresupport.com/


b0228973_11203439.jpg









# by touchcaresupport | 2017-08-28 11:25 | イベントのお知らせ

セラピスト sense up 講座 
施術における”こころ”の問題を理解する
*****************************
9月6日開講(9月~12月)
タッチとこころ~連続講座(3時間×8回)~
*************************

b0228973_10052412.jpg
タッチやタッチケアに関する
こころの諸問題を取り上げる連続講座を9月からスタートします。

からだにふれることは、こころにふれること。
こころにふれることは、からだにふれること。

トリートメントの施術の現場で、
ごく自然な流れでぶちあたる”こころの諸問題”と
私達は、どう向きあえばよいのでしょう?
あるいは、こころのケアとしてのタッチの可能性は
どのような理論によって支えられるのでしょうか?

この連続講座では、毎回テキストと講義を通じて、
タッチとこころにまつわるテーマを、
様々な角度から問題提起しながら、解説します。
時には、簡単な身体的なワークも取り入れながら、
後半は、参加者の皆様にも積極的に発言していただきながら、
ゼミ形式でお届けします。

具体的な手技をお伝えするクラスではありませんが、
施術の効果を高め、自分自身をケアする力も高めていくことに
ご関心の方に、様々な観点からお伝えします。
セラピスト、手技療法に関わる方でなくても、
ケアや対人援助に関わる方、あるいは、ご関心のある方でしたら、
どなた様でもご参加いただけます。

『こころにやさしいタッチケア』の源流ともいえる新企画。
平日の午後3時間。お気軽にご参加ください。


<講座の内容>
*講座の進行状態から、若干の変更を加えることがあります。

第一回目 タッチの根源的な必要性 
9月6日(水)
テーマ
「連続講座の概要」「こころの諸機能」「皮膚と発生学」「周産期心理学」「母子関係」「基本的信頼関係」「愛着障害」「無意識との対話」

第二回目 皮膚と脳・神経
9月20日(水)
テーマ
「外受容感覚の理解/触覚と脳」「自律神経系の理解」「タッチとリラクセーション」「不安とストレス、脳疲労の軽減」「安心・安全」「非侵襲的アプローチ「脳とオキシトシン」

第三回目 ”わたしが在る”という気づき
10月4日(水)
テーマ
「内受容感覚の理解」「ソマティクス」「からだへの気づき」「今・ここ」「マインドフルネス」「存在へのかかわり」

第四回 あるがままの受容と”寄り添い”
10月18日(水) 
テーマ
「あるがまま」「からだの声を聴く」「共感・共鳴・共振」「傾聴」「ペーシング」「今・ここで共にあること」「ホリスティックな身体観・世界観」「実存」

第五回 ”人と人との間、距離、相互性” 
11月8日(水)
テーマ
「タッチの二重感覚」「対等」「能動か?受動か?」「パーソナル・スペース」「距離」「境界線(バウンダリー)」「転移&投影」「相互性」「所有と手放し/エゴ&嫉妬」

第六回 感情の抑圧と、からだ
11月22日(水)
テーマ
「ボディサイコセラピーという視点」「ボディ&マインド&スピリット」「感情と肉体/筋肉の「鎧化」「統合とは?」「エネルギーと肉体」「セクシャリティ」

第七回 ”自分自身を癒し、気づき、“ウケない”セラピストとなる”
12月8日(水)
テーマ
「身体機能的・心理的・エネルギー的視点で”ウケる”現象を考える」「燃え尽きない自分の在り方」「慈悲という視点」「グランディングとセンタリング」「呼吸の大切さ」など

第八回 ”タッチと、こころのケア・魂の癒し”
12月20日(水)
テーマ
「ストレス・鬱・過緊張・喪失、トラウマ、、不安や精神的な痛み」「緩和ケア・スピリチュアルケアとしてのタッチの可能性」

<日程>
2017年  ① 9月6日(水) ② 9月20日(水)  ③ 10月4日(水) ④ 10月18日(水)⑤ 11月8日(水) ⑥ 11月22日 ⑦ 12月6日(水) ⑧ 12月20日(水)

<時間>
午前1時30分~午後4時30分

<参加費>
8回講座、一括納入の場合39000円。
分割は1回5000円、単発参加の場合は1講座6000円。
*単発でご参加の場合でも、必ず開講の1週間前までにご予約ください。直前の場合はテキストをご用意できないことがあります。

<定員>
10名様 (最小催行人数4名)

<参加対象>
タッチやボディワーク、アロマ等、ふれることにかかわる施術者やセラピスト。
お勉強中の方も大歓迎です。
介護や看護など、タッチにかかわる対人援助職の方。
手技の技術力は必要ではありませんが、何らかの形で、人に触れるケア(介護等)のご経験のある方。

<お申込み&お問合せ>
こちらのフォームが便利です。
(フォームが機能しない場合は、下記のご連絡先にお問合せください)
メッセージ欄に、よろしければ
*施術歴の有無や資格等。
*単発でご参加の場合は、その日付をお書きください。

<会場>
アマナスペース(NPO法人タッチケア支援センター)
兵庫県尼崎市立花町2丁目13-10 アルファホーム1階
(JR立花駅から北へ徒歩6分。JR大阪駅から神戸線普通で3駅目)
0649679839 
<お問合せ>
info@touchcaresupport.com
0649679839
NPO法人タッチケア支援センター(主催)

<講師>
中川れい子
NPO法人タッチケア支援センター 理事長 
エサレン®ボディワーク認定施術者(施術歴18年)

NPO法人タッチケア支援センター理事長。塾・予備校での 日本史講師を経て、阪神淡路大震災での被災・ボランティア経験を契機に「からだ」を通じての心の癒しに関心を抱き1999年よりエサレン®ボディワークを実践。日々の施術の中でタッチの癒しの力を確信し2011NPO法人タッチケア支援センターを設立。「やさしくふれると世界は変わる」をテーマに、 タッチケアの普及・教育・研究・ボランティア活動等を行う。ソマティクス(身体感覚の気づき)を重視した、安全で 心地よく、対人援助に役立つ「こころにやさしいタッチケア&全身のオイルトリートメント講座」を指導。エサレンやローゼン・メソッ ド、米国ホスピタルベイスドタッチセラピーの指導教官を海外より招き「がん」や「脳神経後遺障害」患者へのタッチセラピーの講座を主宰。被災地や高齢者施設でのタッチケアの施術支援や、発達障害・うつ病等の施設等でのセルフタッチング指導を行う。女性のためのセラピールーム「アマナスペース」代表。関西学院大学文学部卒業。<身>の医療 研究会理事。


b0228973_13192103.jpg


# by touchcaresupport | 2017-05-10 12:35 | 講座のご案内

2017年3月7&8日、第三回目となるキャロリン・ターグ先生の来日ワークショップが兵庫県西宮市の北部、霊峰「甲山」を臨む滞在型の会館,六甲保養荘で開催されました。
b0228973_14321316.jpg


今回のタイトルは“Touch and Loss ~喪失と悲嘆にかかわるタッチセラピー”このテーマは、これまでキャロリン先生が私達を指導してくださったオンコロジータッチセラピー(癌患者さんへ)、ニューロタッチセラピー(脳卒中等の脳神経後遺障害の方へ)の延長にあるものでした。

医療的ケアが必要な患者さんにかかわる観点として、人生における“喪失(loss)”の理解を抜きに考えることはできなかったでしょう。まさに、3年間の、キャロリン先生のワークの集大成となる内容でした。

喪失(loss)の概念は、想像した以上に広く、それは悲嘆(Grief)、トラウマ、ショックを含めつつも、人生の中でほとんど全ての人が体験するテーマでもありました。それだけ、私達はクライアントさんの喪失と出会っていくケースが多いともいえます。喪失とは人生そのものであり、そして、喪失のプロセスの中に変容と成長が隠れていることもクラスを通じて体験的に理解が深まっていきました。

そして、喪失が私達の「アイデンティティ」や、「いかに、私は人から愛されているのか?」というテーマにも深くつながるという、深い洞察も得ることができました。なるほど、タッチというものは、人のアイデンティティや、自尊感情や自己愛にもかかわっていくものなので、人生の喪失と、タッチケアとのつながりは、決して浅いものではないと再確認した次第です。

これまでグリーフケアに関するケアの多くは、“語る”ことと“傾聴”に主眼が置かれてきましたが、タッチケアのような、身体への関わり”を通じてのワークの可能性も、このクラスではテーマとなり、感情や体感覚、ボディスキャン瞑想や絵を描くワークなどもとりあげらました。

「からだ”とは、喪失の体験を変容させるひとつの入り口ともなりうるものす」

という、キャロリン先生の導きの中、2日間、15名の参加者は、自分自身や他者の喪失の体験に寄り添いながら、感情やからだの感覚に意識を向けていく、凝縮した時間が流れていきました。
下記、クラスでのキャロリン先生の御言葉と、実際に行ったワークを中心に、私のノートをもとにして、少し長くなりますがご報告いたします。ブルーのところは、主にキャロリン先生の講義を記録ノートをもとに再現したものです。私自身の解釈も入り、クラスの内容のごく一部ではありますが、ご容赦ください。

         
      (文責  中川れい子(NPO法人タッチケア支援センター、代表)

1、儀式(Ritual)

「…一見、宗教的な体験にみえますが、宗教を超えたところでも、私達は日常的になんらかの儀式を行っています。一般的に、儀式とは、グループで、あるいは個人において、人生の段階が変化するときや人生の折り目に、そうであると認識しあうことあらわします。人生の変わり目への変容。。。しかし、私達は実際には、一瞬一瞬、変容し、そして、その一瞬一瞬が儀式であるともいえるのではないでしょうか。。。」

クラス全員が大きなサークル(輪)をつくって互いに向かい合い、それぞれ、準備のできた人から語りはじめました。自己紹介、そして、自分自身の喪失体験の話。その喪失にかかわる何かを(たとえば故人の写真や遺品、いつも身に着けている大切なもの等)を、祭壇に置いて、置き終わったら、今、自分の身体の中で、何を感じているのかを意識し、そこに手をあててみる。それを周囲の人も一緒に、同じところに手をあてて感じてみます。15名が次々に祭壇に置くことで、2日間のクラスを見守る“私達の祭壇”が生まれました。

2、語りと傾聴

全員が語り終えるまで、かなりの時間がかかりました。ここでは、「語ること」そして「傾聴」という大切なワークが行われていきました。

「喪失は、すべての人が体験するもので、一度だけではなく、何度も何度も繰り返し訪れます。その体験は、様々で、一人一人の方で異なります」

まずは、“相手の話を、主観的な判断を手放して、誠実に“聴く”ことから。。。これが、私達の最初のワークとなりました。

b0228973_14395673.jpg

3、悲嘆とは?(テキストより)

“悲嘆とは、喪失、災難、不幸などに起因する、強烈な感情的苦しみである。深い惜別、深い悲しみ。”(ウェブスター辞典) 悲嘆は、個人的に意義のある喪失に対する不随意の(いやおうなしの)反応だと、狭義に定義することもできる。その反応は精神的、感情的、肉体的、社会的、行動的、そして/またはスピリチュアルの、どんな組み合わせもあり得、いつでも現れ得る。(テキストより)


4、喪失の種類 (テキストより)

有形の喪失Concrete Losses : 所有物、金銭、仕事、家
進んでいく喪失Developmental Losses: 生殖能力、歩行能力、健康、聴力、視力などの能力
自己の喪失Loss of Self : 身体的病気、離婚、配偶者の死、キャリア、虐待(トラウマ)
抽象的な喪失Abstract Losses: 夢、信じる気持ち/信念、性的エネルギー、ユーモア、自立、自由、人生の質
他者の喪失Loss of others : 配偶者/パートナー、両親、友人、子供、兄弟姉妹、仕事仲間、場所、コミュニティー、流産/中絶、他者の転居を通して


5、悲嘆と喪失、トラウマ、ショック

喪失があれば、悲嘆があるかというと必ずしもそうではなく、悲嘆は喪失の結果、期待しようが、さけようが、いやおうなしに起こりうる不随の反応の1つです。トラウマは、喪失とも悲嘆とも異なります。悲嘆が必ず、トラウマを引き起こすとは限りませんが、トラウマは必ず悲嘆をおこします。トラウマは、予期せぬ、望まなかった喪失の結果もたらされます。トラウマには、多くの場合、悲嘆が含まれます。“何を喪失したのか?”は、重要ではなく、喪失の内容に優劣はありません(ex パートナー、親、子、ペット、仕事、、、等)。喪失を体験した人が、それにより、どういう体験をしたかということが重要なことです」

6、喪失とアイデンティティ

「喪失は、すべての人が体験します。喪失によってもたらされる悲嘆は、人によって様々で、回復に必要な期間も人によって様々で、問題の表出の仕方も様々です。

その中で、とくに深刻さが伴う喪失は、多くの場合、その人自身のアイデンティティを揺るがすような問題であることです。

すなわち、喪失によって、「自分がこうだと思っていたものが揺るがされる」ことで、たとえば、仕事を自分自身のアイデンティティだと思っている人にとって、仕事を失うことは、深刻な喪失であり、それによって悲嘆も伴うでしょう。この場合の喪失は、“自分像(こうだと思われている自分)”の喪失であり、自分をどのように外部に見せているのか?あるいは、「自分がどのように他者から愛されていたのか?」 の変化をあらわします。自分像を失うということは、外部からの愛を失うことに等しいともいえます。

ここで、喪失体験を通じて、その後、自分はどのようなアイデンティティを獲得したのか? 
どのように、人から愛されることを受け取ることができたのか?というプロセスが大切となるでしょう。

このように、喪失のテーマには、アイデンティティというコンセプトが鍵となります。すべての喪失が、アイデンティティの喪失と関係するという訳ではありませんが、多くの場合、喪失を通じて激しい苦しみの中にいる人の多くは、喪失を通じて、アイデンディティの揺らぎと直面する人が多いといえるでしょう。地位や仕事、人間関係などで、自分像を制限している、、、その制限を超えていけない苦しみ。制限するような自分自身のアイデンティティに、執着していること。。。など、その苦しみの背景には様々なことが挙げられます。

この執着を手放す方法を2つ、ご紹介しましょう。

 哲学的・宗教的・スピリチュアル的なアプローチ。 

これまでの小さなアイデンてぃティを超えていく自分。

② 人とつながる。あるいは、自然とつながる。

悲嘆に苦しんでいるときに、もっとも大切なことは、「つながり」だといえるでしょう。
その人を、治そうとするのではなく、つながること。ジャッジせず、ただ見守ることが、大切です。」



7、ワーク① ボディスキャン瞑想

床に横たわり、ガイドの誘導を聴きながら、自分のからだを丁寧にゆっくりと感じていきます。マインドフルネスストレス軽減法の1つのワークです。このワークは、前日の3月6日、キャロリン先生による実践エナジーワーク入門講座でも行われました。

8、ワーク② 意義のサークル(The circle of significant)のワーク

このワークは、『Technique of Grief Therapy 』で紹介されたJane Simingtonによる実践的なワークです。
このワークの基本姿勢は、「悲しみの中に、いつまでもとどまらず、その中にある変容の可能性をみていく」というものです。

ワーク: 紙に、大きな円を描いてみる。それを、大きなパイ(ケーキ)とみなして、パイを切るように、線をいれて、自分なりの喪失のマップを描く。クレヨンや色鉛筆などで色を使い、自由に描きます。そして、サークルの中の喪失を描いた大きなパイ(円)と対話し、その中の可能性を見つめ、感じてみたあと、ペアになって、互いに語り、そして、相手の言葉をただ傾聴します。頭の中の理解だけではなく、絵を描いたり、ハートから話すことが大切。みんな、内側の中に感情があります。それを、ただ、感じること。ただ、語ること。たとえば、絵を描いたり、、、、。それが許される時間は、とても大切。内側にある言葉を超えた、深層に埋め込んでいたものを感じてみる。かつて、失ったことは、今に、大きな意味を届けてくれるのかもしれません。そして、こうしたワークは、一生を通じて、続けていくことができます。

1日目のクラスの、ひだまりの夕刻時、、、会場のそれぞれの空間で、参加者の方達は、自分自身の”喪失のパイ”を描いていきました。
そして、ペアになって、語り合いました。


9、ワークその2 ハンドトリートメント

とても、やさしく、穏やかに、相手とつながり、腕を下からささえるように、骨(手首)のところから触れていきました。ストロークはせずに、ただ、触れていく、、、こんなに優しいハンドトリートメントは、初めて見ました。この空気感は、実際に観ていただかないとお伝えできないかと思いますが、まずは写真のみで。


上:丁寧にゆっくりとポジションと関係性を築いて、手首の骨の部分から触れていきます。支える手にも注目。オイルやローションは使いますが、ストロークは、あえてしません。
下:偶然、右腕を骨折された参加者の方がモデルになってくださいまいした。ギブスの上からも、やさしくホールドします。移動のときも、丁寧に、やさしく支えながら。

b0228973_14011671.jpg
b0228973_14412028.jpg

10、 ワーク3 マッサージテーブルを使っての、タッチセラピー

これまでのことを振り返って、マッサージテーブルを使用しての、着衣のままでのタッチセラピーのワークをペアになって行いました。まず、喪失の体験を語り、傾聴し、そして、やさしく、おだやかに、ふれていきました。会場を、キャロリン先生がまわり、アドバイスしていきます。穏やかで、やさしく、静謐な、癒しの空間が育まれていきました。実際に体験してみて、、、やさしく、大切に触れられることの大きな効果を、参加者の方達は、身をもって再確認されました。


b0228973_14372315.jpg

11、グリーフケアについて、タッチセラピーの可能性

*生まれてすぐの赤ちゃんが、触れてもらうというコミュニケーションが得れない場合、死に至る場合すらあることが、わかっています。*タッチセラピーでは、言葉を表現する以前の状態に、かかわることができます。*肌の感覚受容器は5千個以上。タッチを通じて、エネルギーや情報を届けることができます。*タッチを通じて、私達の手は、受け手のからだに、愛と平和を伝えることができます。
*プロセスしきれない感情は、からだのどこかにとどまる。昔、マリオン・ローゼン(ローゼンメソッドの創始者)にこう質問した「身体から解放された感情のエネルギーは、その人の頭の中の意識が、そのエネルギーがそこにあると思っていても、抜けていくことがある」と。
*タッチを通じて、「あなたの体は、大丈夫。今、ここにある(presence)ことを伝えることができる。

時間がすべてを癒すのではなく、愛がすべてを癒すのです」(アンデル・ルーニー)

12、ケアのスぺクトラム

喪失や悲しみを体験しているクライアントや患者に対して、私達は、どのようにかかわることができるのか? キャロリン先生が考案した、ケアのスペクトラムを通じて、講義が行われました。同情でもない、燃え尽きてしまうような共感でもない。。。「慈悲」というフィールドで、クライアントとセラピストが「共に在る」空間を構築するための、エッセンスが、解説されました。

「セラピストの在り方として、自分自身をたもって、自分自身でいられること。クライアントの方が、自分自身で答えを見つけていけるようにサポートすること。悲嘆で悲しんでいる人に、自分の信念を伝えるのは、プロとして望ましい方法ではありません。クライアントに対して、今この瞬間でいることを支えて、あるがままを見ることをサポートします」



以上、長々となりましたが、キャロリン・ターグ先生の2017年3月7&8日の「Touch and Loss ~喪失と悲嘆によりそうタッチセラピー~」のクラスのご報告をさせていただきます。2日という短い時間では、受け取りきれない、膨大な内容でした。前日の、3時間のクラス、実践エナジーワークで、キャロリン先生が語られたように、すべての情報と体験は、エネルギーとして私達に届けられたのでしょう。

遠方からも大勢の方がご参加くださいました。
看護や、対人援助の現場に織られる方も大勢ご参加くださいました。
皆さん、真摯に、患者さん・クライアントさんに向き合うことを大切にされている方ばかりで、日本のケアの方向性に未来を感じさせてくれる2日間となりました。皆さんで、創り上げてくださった空気感が、今も懐かしく思い返されます。

そして、遠い、サンフランシスコの地から、私達に大切なエッセンスを伝えてくださったキャロリン先生。
深く、膨大な内容を、丁寧でわかりやすい日本語で通訳してくださった、広瀬由美子さん。
お手伝いくださった、すべての皆様

ただただ、感謝でいっぱいです。
これからも、じっくりと、受け取ったものを、私達の日々のタッチケアの活動に、浸透させていきたいと願います。
みなさん、ほんとうに、ありがとうございました。


代表中川れい子

b0228973_14381083.jpg


# by touchcaresupport | 2017-04-01 14:02 | 日々の活動

”やさしくふれると世界は変わる”をテーマに活動するNPO法人タッチケア支援センターの最新情報、メッセージ等をお伝えします。お問い合わせ等は、こちらのHPをご覧ください。http://touchcaresupport.com


by touchcaresupport